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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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05.20.12:32

ブラックラグーンはガチミリオタアニメやん♪

images351.jpgこのアニメはそのクオリティや作画や脚本が一流だけじゃなく、設定側のリアリティも徹底していて、ホントに非の打ち所がない。思うにスタッフは相当のミリタリーオタクであろう事は想像に難くない。

アニオタの中に軍事オタが多く存在する事は昔から言われていた事であるが、どうして軍事オタとアニオタは被ることが多くなったのだろう?

ちょっとそのきっかけになりそうな事を考えて見ると、やっぱりガンダムにしか行き着かんようだ。

マジンガーZから、いや恐らく、鉄人28号から始まったロボットヒーロー路線は勧善懲悪型のプロットが主体で、それはそれで面白かったのだが、やはり物語としての奥行きに欠けているのは否めなかった。つまりはヤマトのヒットくらいから、アニメは大人が見る機会も増えて、物語に奥行きがあって多少お子様には難しい内容でも受け入れられる土壌が出来た時にガンダムは現れた。

リアル路線を追求したガンダムの登場はその後のロボットアニメの方向性を完全に決めてしまい、逆に雁字搦めになっちゃった感がある。ダグラムやバイファム、ボトムズなどなど・・・・その後のロボットアニメは、ほとんどリアルシリアス路線。そして、ガチガチの軍事路線。ミリタリー物。そうです、これらの作品を見育った少年達は当然その世界観に嵌り、それらの知識を貪欲に貪った。

当然ながら彼らの一部はクリエイターとなり、アニメを制作する側に回り、その第一世代はマクロスを作った訳であるが、その世代は何代にも渡って現在へ至っている。彼らはキッチリとアニオタでありそれ以上にミリタリーオタクな訳だ。そして、武器に詳しく、軍事情報に敏感である。

前置きが長くなったが、そういう面々が趣味を生かした作品を作れば、まぁそれは相当に拘りを持った、恐らくリアリティも追求した作品が出来上がる訳で、クオリティもシナリオもそれ相応の物が出来上がる。

ブラックラグーンはそんなガンダムから始まったオタク世代が、職人ワザで作り上げた作品なので、内容は本当に面白い仕上がりになっているし、時代の流れだけに乗っかって作った様なそこいら辺にありふれている「萌え」作品とは格が違うのである。しかしながら、癖がある内容ではあるので、好き嫌いは、はっきり分かれるところではあろう。

とにかく、息も付かせないアップテンポな内容の派手な作品ではあるので、初見の方も能天気に楽しめる筈である。ましてや、アクション好きや凝った作品にシンパシーを覚える方には是非オススメの作品です。

相変わらず内容に触れず仕舞いでゴザイマス。。。

あすらじ:
日本の一商社・旭日重工(あさひじゅうこう)の社員だった岡島緑郎は、会社の機密ディスクを運ぶ任務中、南シナ海で違法な運び屋・ラグーン商会にディスクを奪われ、自らも拉致されてしまった。商会は、ディスクと緑郎を引き換えに旭日重工からの身代金奪取を狙っていたが、機密漏洩を懸念した旭日重工と彼の上司・景山は、ディスクと緑郎を両方消滅せんと画策し、傭兵派遣会社・エキストラ・オーダー(E.O.)へ商会の襲撃を依頼した。やがて、旭日重工が自分を見捨てたことを景山に伝えられ、E.O.の襲撃に遭った緑郎は、狼狽の果てに閃いたアイディアを商会のメンバーへ提案し、この危機の打破に成功する。

その後、景山は再会した緑郎に対し、旭日重工社員としての日本帰還を何事も無かったかのように促す。しかし、「俺はもう死んでるんですよ。あんたがそう言った」と不信感を露にした緑郎は、「俺はロックだ!」と名乗って帰還を拒否する。商会から誘われ、その見習い水夫となった緑郎ことロックは、商会の船「ブラック・ラグーン号」に乗り込み、危険な任務へ赴くようになる。

ほなな~♪

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05.19.20:54

UNKNOWNを見てみますた。。。

Unknown_Poster.jpgトータルリコールって映画覚えている人いる?シュワちゃん主演のSF映画で、もう、20年以上前の映画だったと思うけど、火星が舞台のSF映画でございました。制作費もセットもハンパない映画でしたけど、この映画のヒットは一つのラストエンドの有り方、ドンデン返しのパターンを作り上げてしまいました。

スパイ映画などで使われ勝ちなこのシナリオ。つまりは、ある日突然、組織から襲われて、逃げながら真相を探ると、自分自身が組織の一員で、ミッション遂行の中心人物であった。。。みたいなラスト。そして、記憶が無くなっていた自分が傍と全てを思い出し、驚愕し、それから物語が大きく展開する・・・みたいな。このプロット。実に多くの映画で使われています。

最近で言えば、ツーリストとこのUNKNOWN。善良で普通人である主人公が実はスゴ腕の犯罪者。あるいはスパイ、殺し屋の類。しかも映画の前半では自覚症状無しな訳です。そしてその状況に説得力を持たせる為に、記憶が一部無くなっていないといけない訳ですが、トータルリコールでは主人公が自発的に記憶をいじっている設定でした。それで、表題のUNKNOWNでは主人公が乗っていたタクシーが事故って車ごと川に突っ込んで、その拍子で記憶喪失になる荒っぽい設定。

途中、主人公は組織に追われている時にとても高度なドラテクを見せますが、普通の植物学者の筈が何でこんなに運転が旨いの?・・・とか心の中で突っ込んでいましたが、最後までちゃんと見れば、なーる、と思える訳であります。

でもでも、カーチェイス、爆破、陰謀、ハッキング、暗殺、ドンデン返し、さりげないラブ・・・ーつ一つの要素を個別に見るととてもベタかもしれないけどこれら全てサスペンスアクションには必要不可欠なツボ。これらを縦糸と横糸で旨く紡いでると思うんでまずは及第点とは思うんですよ。

ヒロインのダイアン・クルーガーも正直自分は今作で初めて知った女優さんなのですがとても34歳には見えない若さ溢れる魅力的なヒロイン役を熱演。それと脇役でもっとも印象的だったのは秘密警察役のブルーノ・ガンツ。役について詳しく述べるとネタバレになってしまうから避けるんだけども、もう少し明確な活躍の場を与えて欲しかったな~と思えてしまうほど少ない出演時間にも関わらず良い雰囲気を醸し出していたヨン♪

残念な点は悪役キャラの薄い描き方かな。もうちょっと丁寧に描いてほしかった。いかにもステレオタイプの殺し屋、かませ犬っていう安い感じに見えて仕方なかった。

そして、あと旧東ドイツの探偵が激シブでした。とりあえず色々書いては見たけど、まぁね、あんまり深く考えると、いろいろと突っ込みどころが出てきそうなんで、考えるのは止めときます。

あらすじ:
ベルリンで交通事故に遭ったマーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)が意識を取り戻すと、妻が自分のことを忘れ、見知らぬ男(エイダン・クイン)が自分に成り済ましていた。異国の地で身元を証明する手だてがない中、彼は訳も分からぬまま何者かに命を狙われる羽目に。タクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)の協力を得て、マーティンは真相究明に乗り出すが……。

ほなな~♪

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05.18.05:40

みなみけはあなどれない漫画だと思いますのん♪

61W6xOYcZ8L__SL500_AA240_.jpg音楽業界では脱力系と言うトレンドは昔から存在し、恐らくパフィー辺りがその元祖になるんだろうけども、アニメにも脱力系の波が本格的に攻めてきていると実感させられる作品が出て来ました。

・・・と、言う訳で、脱力系アニメの代表格について論じてみたいと思います。そしてそして、個人的に脱力系の一番代表と思えるのが、この漫画、「みなみけ」だと思うのであります。

このタイトルは都合3回アニメ化されてまして、新作の度にスタッフを総入れ替えすると言うかなり大胆な手法が取られているのが特徴です。そして、その期によって幾分作風が違っております。それはプロデューサーの意思によるものか、単に人間関係に拠るものかは定かではありません。あしからず。

一作目の元祖「みなみけ」。おいらは一番コイツがすきですね。制作スタジオは童夢が担当している奴で、かなりクオリティが高いんじゃないかしらん。脚本や雰囲気作りが秀逸だと思っております。アニメなのに実にまったり感とか脱力的な空気を良く描けているとちょっと感心しまふ。

二作目は「みなみけ おかわり」。これは制作スタジオが唐突にアスリードに変わっています。ここは実に謎なんでありますが、作品の出来栄えは正直落ちちゃってます。監督からスタッフ、作画まで変わっているからもう別のタイトルって言ってもいいんだろうけど、前作と比べるとやっぱりヒドイ。単体としてのこの作品のクオリティは並以上だとは思うんだけどネェ。。。

そして、三作目は「みなみけ おかえり」。うーむ何で?って思いました。もう一回アスリードが制作に回っています。なぜ、WHY?・・・どうして。レベルダウンさせておいて、またそこに制作させるとは何たる愚行!ちょっとプロデューサーは真性のアホなのかしらん、と思いました。

アスリードってAICとかと組んだ時は結構いい作品作るんだけれどもねぇ、グロス請けの作品は厳しいよね。どうしようもない。この作品もそこそこの水準は保っているのかもしれないけど、一期が結構良かったからあとの2作が実に勿体ない。これはまるっきりフルメタの逆パターンやね。フルメタルパニックは京アニがリメイクして作品のクオリティが上がったんだけれども、これはリメイクでクオリティ下げちゃった。。。

まぁ、とは言え、独自の作風で、日常描写をまったり描いてこれだけ面白くしたのはエポックメイキングだとは思っとるわけで、なんか題名でみなみけはあなどれんと言ったのは本音だよ。でもその割には内容が反れてしまったダス。すまんすまん。

なお、一期から二期へかけての設定は大幅に変わっていて、原作をもほぼ無視していると言っていい。そして、第三期は原作漫画のストーリーも多く、幾分かの原点回帰が図られている様ですね。

「この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。」

あらすじ:
何故かみなみけでは両親が出て来ない。南家に限らず、誰の家の家族も登場せずに話が進行していく。みなみけ自体、3姉妹で住んでいて、両親が何故家に居ないのか、それすら説明は無い。普通はキャラクターの等身を下げたりして、ギャグを進行させるものだがこのみなみけに関してはキャラクターの顔付きがリアルな感じに描写されて強調されたりする。そして・・・

ほなな~♪

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