05.03.20:54
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03.28.05:01
でも、最近は全く売れない為に制作費が捻出出来ず、作品の質の低下→更に売れなくなる。・・・と言う負のスパイラルに嵌ってしまって、すっかり斜陽となってしまいました。まぁ、有名クリエイターが手掛ければそれなりには売れるようなんですけどね。。。 さてさて、そんなエロアニメなんですが、その黎明期にあって爆発的にヒットしたシリーズがありました。そのブランド名は「くろぃむレモン」。当時、ビデオが世の中に普及し始めたばかりの頃で、いわゆるVHSのオリジナルタイトルの作品が沢山作られました。TVや映画では流さないビデオ専門の作品ですね。この「くりぃむレモン」シリーズはその中でも群を抜いて売れてたんです。 オリコンチャートのビデオセールスではかの有名な「we are the world」のPVを抑えて1位になったりもしていました。まさしく音楽はおにゃんこ、ビデオはくりぃむレモンって時期が極短い期間ではありますが、存在したんですよ。 人気があった理由はもちろんTVアニメ並みに作りこまれたクオリティや設定なんですけど、そこは当時まだまだ無名だったクリエイター達に多くのチャンスを与えた場でもあったんですねぇ。。。 もっと話を昔に振り返って、かって日活と言う会社がさかんに映画を作れている頃、低予算でエロ映画を量産している時期がりました。 いわゆる「日活ロマンポルノ」シリーズですが、基本的はかなり駄作ばかりです。しかし、結果的には若手の監督に作品を作るきっかけを与える事となり、偶に光る作品を排出する事になるのです。 ロマンポルノで監督デビューした有名映画監督、けっこういます。。。 ちょっと思い浮かぶ所で言いますと、根岸吉太郎、滝田洋二、金子修介、村川 透、林功、藤田敏八、高橋判明、森田芳光、相米真二、石井隆・・・(きりないのでこの辺で)・・・・・・・・・・・・などがいますね。 エロ作品は制約が少なく一定の客層が見込めますから製作サイドとして無理が出来るというか冒険が出来るんです。だから実験的な作品も作れるし、若手の実績のない人間に対してもチャンスを与える事がある。そもそも有名監督はロマンポルノの監督なんか引き受けてくれませんから!!という訳で、日活ロマンポルノは映画監督の登竜門となりえた訳ですが、「くりいぃむレモン」と言うシリーズも同じような役割を果たした。 ・・・という事が言いたかった訳ですよ。(前振り長過ぎやろ!) そういう観点から見て語るべきタイトルがシリーズ第4段のポップチェイサーと言うわけです。くわしく言わないけどキャプ画面見ればもう判るでしょ。ひらがなで「あんのひであき」って書いてある。 そして、この作品にはあと、西島克彦、もりやまゆうじ、摩砂雪、佐野浩敏、毛利和昭などが参加しており、当時すでに有名だった土器手氏まで参加するほどの超豪華キャスト。作画もしっかり土器手絵になってます。これは「GU-GUガンモ」のスタッフが使われているからなんですねぇ。ガイナックスとGUGUガンモのスタッフ豪華競演となっているわけであります。結果的にですけど。。。8888888。 もちろん、みんな当時はまるで無名でした。。。 作品の完成度はもちろんそれなりに高いですよ。 但し30分しかないから、物語の奥行きとかは期待しないで欲しいでゲス。。。 あらすじ: とある宇宙とある惑星系のとある星のとある荒野。そこに用心棒の女性ハンター現れるところから物語は始まる。やがてハチャメメチャ、スラップスティックな展開へと至り収拾の付かないことに・・・ ほなな~♪ PR
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