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03.30.13:00
ちなみにサイレントランニングとは戦術用語で、潜水艦が攻撃を避けるためにソナーで所在をつかまれぬよう音を出さないで行動する戦術の様式のことですが映画の中身と直接的には関係ありません。 実は世界的に有名な特撮技術屋でダグラストレンブルという人物がいまして、この作品は彼の唯一の監督作品なんですね。日本で言えば、彼は円谷英二のような存在に当たるんでしょかね。SFXの神様として有名です。 彼の名前を一躍有名にしたのは「2001年宇宙の旅」での特撮。その後、スタートレックや未知との遭遇などを手掛け、「ブレードランナー」で特撮監督をやり、その名を不動の物としました。でも彼はその生涯でこの「サイレントランニング」と「ブレインストーム」の2本しか直接メガホンを取った作品はありません。 さて、この映画は日本では劇場未公開で有名になるきっかけはむしろTVでした。日曜洋画劇場で最初に放送され大反響を浴びたのです。その後何度かテレビでは放映されて、レーザーディスクタイトルの発売へと至りました。 このダグラストランブルって人、その作品の先見性でも注目をあびてます。ブレインストームではバーチャルリアリティを予見したものであったし、このサイレントランニングのテーマはズバリECOでした。未来のの地球で絶滅しかけている植物の生存に付いて深く静かに問いかける映画なのです。 そして基本的には暗い作品です。なんですけど、マスコットみたいな3体のロボットが出て来て雰囲気を和ませてくれます。それが小さくて非常にカワイイ。なんか女の子受けしそうな存在です。名前はドローンのヒューイ、デューイ、ルーイ。名前の元ネタはドナルドの3匹の甥っ子たち。でもこれは人が入って動いているんです。見れば判るけどチョット驚きですよ。 聞くところによると、ヴェトナム戦争で負傷して体のかなりの部分を失った、「その小さな機体にはいることができる俳優」によって演じられているそうです。 でもこの話、トリビアとして一体どうなんやろ? あらすじ: 地球から緑が消えて久しい未来。植物は宇宙ステーション内のドームでわずかに栽培されているに過ぎなかったが、遂にそのステーションも放棄の命令が下る……。 ほなな~♪ PR
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