05.03.09:50
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02.28.12:28
・・・・・ってことは、スピルバーグが製作総指揮で監督は大御所のクリントイースト・ウッド。 もっと騒がれていい映画だと思うんですよね--------。 少なくともその布陣は最近の映画の中では随分豪華な方ではないかな。 それが、何で、何で、配給会社がそこ押しで宣伝しないのか良く訳がワカリマセンww オファーを持ち掛けたスピルバーグの方かららしく、意外な交友関係と思ったり、思わなかったり・・・ でも、ピーター・モーガンの脚本を見て、イーストウッドは一発で気に入ったそうで、二つ返事の監督快諾とあいなった次第であります。 内容は何て言うか、心霊ものではあるのだけれども、そこは映画のスパイス的な部分であって、決してメインテーマになって居ない所に好感は持てました。 こういったテーマの映画はイーストウッドが扱うには多分初めてか、相当珍しいのけれども、また、彼がそういいう物に対して信心があるかどうか全く不明だけれども、無理なくまとめている感じはあって、スピリチュアルを押し付けてない感が良いですね。 こういうテーマはさもすると哲学的で説教臭い内容になり易く、神の存在を間接的に感じて悟りを開いて終わり-----ってな内容に成り勝ちなんですけど、そこを旨く避けているというか、深く触れていない部分に脚本の程度の高さは感じましたね。 あくまでも中心に描かれているのは、生きてる人間の感情のヒダであって、出会いや別れの時にはエキセントリックだったりするプロセスです。 ラストがハッピーエンドであっさり終わってしまうのは、イーストウッドの逆の意味での思いい入れ感じられますが、それはやはり良いプロットがあったからだと思います。 そして、圧巻はショッパナに出て来る津波のシーン。 これはスピルバーグ映画の面目躍如。ヘタな3Dの映画よりも断然迫力がありました。 実写も相当使っていて、このシーンだけでも大層なお金がかかっているのはすぐに判りますよ。 さすが、ハリウッド!・・・とか思ってしまいますが、映画全体に漂うかなり落ち着いたと言うか丁寧に事象を追って行く展開と、あの極端なスペクタクルシーンは少し違和感を覚えました。。。 映画を見る前は主人公か誰かの前世を思い出す重要なシーンの一部だから、気合の入った演出になっているのかと思ったら、そういうストーリーではなく、ただただ女性キャスターの気持ちの変化を強調する為だけの演出だったのですが、お金を掛けずにもっと良い演出やシチュエーションに切り替えるのも有りだったのでは・・・・と余計なお世話を抱いたりもしました。 あまり、内容に触れるとネタバレになりますから、あまり深くは内容に触れませんが、G(ジー)個人は中々面白いと思いましたよ。 80歳のよわいにして、これだけの映画を普通にとれるイーストウッドも全く衰えてないなぁ・・・って感心もしりしました。 ちなみヒアアフターってのは来世って意味だそうです。 ゲリラ配信ではDisりもネタバレもしたりしますんで、未見の方はご了承下さいませませ。 あらすじ: 霊能力者としての才能にふたをして生きているアメリカ人のジョージ(マット・デイモン)、津波での臨死体験で不思議な光景を見たフランス人のマリー(セシル・ドゥ・フランス)、亡くなった双子の兄と再会したいイギリスの少年マーカス。ある日のロンドンで、死に取りつかれた3人の人生が交錯する。 ほなな~♪ PR
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冒頭の津波のシーンだけすごかったですね。 |
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