05.03.23:21
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05.06.11:30
そして、スプラッターって何ぞ?ってぇと、これは・・・血しぶきプギャー!・・・て言う、とっても分かり易いジャンル。例えば「13日の金曜日」とかね。エルム街の悪夢でもいいし。 さてさて、翻って、このキャリーって言う映画。分類としては、スプラッターであり、モダンホラーの原点となった作品でもあります。原作はスティーブン・キング。 舞台はとある田舎のミッション系ハイスクール。主人公のキャリーは同級生から激烈ないじめに会ってしまう。 しかし、イジメの過程でその怨念が彼女に超能力(?)を覚醒させ、やがてその力で親や同級生を惨殺してしまう。。。 ・・・・って言う、まぁ、文章で書くとドンデモストーリーになってしまうんですが、監督のブライアン・デ・パルマはこの作品で一気に大監督になってしまいました。 この映画は歴史的な作品として語られる事が多く、この後に作られた全てのカルトホラーは大なり小なりこの映画の影響を受けていると言ってもいい。同時期に公開された「エクソシスト」と演出面やプロットの方法などで比較されることも多いしね。 実は公開当時、前評判はほとんどゼロに近かかったんだけれども、公開後に口コミで一気に大ヒットに繋がったんだよ。多分いまはTVでは相当編集を加えたツマンナイ奴しか放映出来んでしょうね。それ程過激な描写でした。以前はゴールデンタイムにそのまま流してたりしたんだけどね。 とは言え(初見だったら結構面白いかもしれんけど)いま見たらいささか陳腐になっている可能性はある。何故ならば、この映画を真似して作られたホラー映画があまりにも氾濫している為、何らかのホラー映画を見た人がこの映画を見ても、既視感しか感じない可能性があるからねぇ。 逆に言うと、それ程に偉大な作品でもある訳なんだよ。実を言うとね。。。 ラストシーンにはあっとドンデン返しのシーンが付いてるけれども、これもやたらと真似された感はありますね。でもネタバレになるから一応内緒ってぇことで!! あらすじ: ユーイン・ハイスクールに通う女子高生・キャリーは、気弱な内気な性格と冴えない容姿から、いつもクラスメイトたちからいじめを受けていた。ある日の体育の授業後、彼女はシャワーを浴びている最中に初潮を経験する。熱狂的なキリスト教信者である母・マーガレットからは月経についての話を何も聞かされていなかった彼女はパニックを起こす。それを見たクラスメイトたちはキャリーをはやし立て、ナプキンを彼女に投げつける。その場は担任の女性体育教師・デジャルダンによって収拾がつけられた。後日、デジャルダンはキャリーをいじめたクラスメイトたちを体育館に呼び出し、「プロムパーティーの参加禁止、それが嫌なら毎日居残りで体育授業」と言う課題を突きつける。渋々同意する彼女たちだったが、その中の一人であるクリスは過酷な授業に耐えかね逃げ出してしまう。 その後、キャリーをいじめた罪滅ぼしとして、スーは恋人であるトミーに、キャリーをプロムパーティーに呼び出すように頼む。図書館でトミーの誘いを受けたキャリーは、からかわれたと思い込み逃げ去ってしまう。トミーはめげずにキャリーの家まで訪ね、彼女をパーティーに誘う。怯えながらもキャリーは遂にトミーの誘いを受ける。 一方、キャリーのせいで自分がパーティーに出られないと逆恨みするクリスは、恋人のビリーと共に恐ろしい悪戯を計画する。彼らは養豚場で豚を撲殺し、その血を抜き取って立ち去った。 プロムパーティー当日。母親の反対を押し切り、自作のドレスでやってきたキャリー。喜びと不安の気持ちが入り混じる彼女を、トミーは優しく励ます。自分に自信を持ったキャリーとトミーは、パーティーのベストカップルに選ばれた。今までに無い幸せを感じながら、ゆっくりとステージ上に上る二人。この栄光の瞬間をクリスは待っていた。天井に吊るされたバケツから大量の血がキャリーに降り注いだとき、惨事が起きた。キャリーはその秘められた超能力を解放、プロムに参加していた少年少女と教師の大多数を殺害し、街に破壊と恐怖をもたらす。自宅に戻り、キャリーを“汚れた娘”として罰しようとしたマーガレットを惨殺した後、自分もろとも家屋を崩壊させた。そして・・・ ほなな~♪ PR
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