05.03.21:12
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03.11.10:57
内容はあまり明るくなく、シビアでシュールな印象があります。 反体制的なモチーフですから、当時の(1969年)のアメリカの暗部を描いた作品の一つと言っていいでしょう。しかも、当時は成人指定!! 恐らく18禁で由一のアカデミー作品賞を取ったタイトルではなかろうか? 内容は嫌らしくは全然ありませんよ。ただ、やっぱり退廃的だったり、暴力的だったりする部分がレーティングに引っかかたのかなぁ・・と思います。 地上波のテレビでも何度も放映されてますからね。 物語はジゴロを夢見て、上京(アメリカだから、上ニューヨーク?)したカーボーイスタイルの男の挫折と苦悩をダスティンホフマン演じる、詐欺師との葛藤や奇妙な友情を交えながらシュールな感じで進んで行きますが、結局最後は泣かされてしまう展開なのです。ネタバレになりますから、詳しくは述べませんが、いわゆるお涙頂戴的な陳腐なテロップの映画では決してありませんよ。むしろスタイリッシュな映画です(悪魔でも当時としてはね・・・) この映画でダスティンホフマンは演技派として認められて、現在でも確固たる地位を築いているのはご承知の通りですが、僕はあえて主演のジョン・ボイトについて触れてみたいと思う。 彼はいまは老齢ではあるのだけれど、ミッションインポッシブルやトゥームレイダーなどにも出て、結構頑張ってはいますが、あまり家庭を返り見ないせいか親子仲がすごく悪くて、寧ろこっち方で有名ですね。 あ、ちなみに娘はアンジェリーナー・ジョリーですから、こっちの方が全然有名になっちゃってるけどね。 で、その弟がチップテイラー。つまり、ブラットピットの義父なる訳でございます。 この映画を持って、アメリカンニューシネマは下火になって行きました。。。 あらすじ: ジョー・バックは、カウボーイのいでたちでテキサスからニューヨークに出て来た。彼は自分の肉体と美貌を武器に、孤独なニューヨークの夫人達を慰めようと考えていた。そして富と栄光を……。彼の商売の皮切りはキャスであった。だが彼女は街娼上がりのパトロン持ちだったため、逆に金を巻きあげられてしまった。そんな時、彼は足の不自由なペテン師ラッツオと知り合った。彼の紹介でジョーはオダニエルにひき会わされた。彼は狂言者であった。ラッツオにだまされたと知ったジョーは、必死に彼を探し歩いた。 ほなな~♪ PR
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