05.03.10:20
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03.27.23:55
監督の出渕裕氏は「勇者ライディーン」へのオマージュのつもりで作ったつもりらしいですがそこらへん良く伝わらなかった模様でつね。でもね。製作はハガレンのボンズだから決して駄作ではないんですよ。多分タイミングが悪かったのかも。。。 ラーゼフォンが特徴的な所は戦闘ロボット物ではあるんだけれども、音楽や調律をモチーフとしていて、それをベースに世界観を構築している所です。ある意味マクロス7に近い概念を持った作品なのかもしれんね。 さてさて、今回はラーゼフォンそのものについて触れると言うよりも、第19楽章「ブルーフレンド」について特にフューチャーし見ようと思いまつ。 有名作品には良く神回と言われる話が存在します。これはある意味偶然が成せる産物かもしれません。その時のスタッフのコンディションやテンション何かが旨くハーモナイズして、目標以上に作品の完成度を上げてしまう現象はありえると思います。ラーゼフォンで言う神回はまさしく、この「ブルーフレンド」。 切なくて、憂鬱でしかも残酷な内容なのですが、やるせなくなくもあります。あるいは絶対実らない初恋の無常さと言うか、甘さとか苦しさや怨念さえも描ききっていると思います。この回だけ見ても面白いのは面白いんですが、2、3話前から見れば物語としては繋がっているので多少は判り易いかと思うんです。 あ、でも設定は元々難解なんで、それは判らなくてもあまり関係ありませんよ。どうせ衒学ですから。物語を理解する上ではさして重要ではない。 人は「守る物」が出来ると、人として昇華するものですが、それが一瞬で裏切られる怖さと残酷さと後悔とをごちゃまぜの描いている所がやるせない。・・・もあるのですが、そこがシュールで美しくもあるのです。ネタバレになるので内容については詳しく触れませんが、演出と音楽の妙はアニメ技術的な勉強にもなりますね。 画像の「アヤトクン・・・」は結構意味深な象徴にもなっております。。。 朝比奈タンはそれにしても切なくてカワイソス・・・・ あれだけの事をしでかして次回から立ち直っている綾人もおかしいだろ! ひつこいけども、切なくて残酷な神回ですた。。。 あらすじ: 撃たれた浩子をつれてTOKYO JUPITERから脱出した綾人。ラーゼフォンを湖底に隠して、浩子と二人で逃避旅行に出る。自分の青い血に怯え、綾人にすがりつく浩子。とある街のホテルに潜伏した二人は、そこで同棲生活を始める。そして、浩子との生活の為、肉体労働でお金を稼ぐ日々を送る綾人、だがその行動は弐式に追われていた・・・ ほなな~♪ PR
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