05.03.10:25
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04.06.10:56
さぁてねぇ。。。まだ、未完のタイトルは基本的に取り上げないつもりだったんだけれども、これは例外的に扱うことにしました。世間の評判を見るとやっぱり避けて通れないし、見ていて随分嵌ってしまっている自分もいるしね。 でもでも僕は相当にひねくれ者でもあるから、きゅうべぇってどうよ?的な解説をしても、そんなの何処にでもあって十派一からげだと思いますんで、もっと違う視点で論じて見ようと思いまするん♪・・・・・旨くいくかしらんけど。 さてさて、いよいよ最終回も目の前となった本作ですが、この作品には基本的なアニメ演出というか演劇の演出法が考えられる限り詰め込んでありますね。ふむふむ。 ただ、これだけ詰め込むと例えばストーリーがグダグダになったり、キャラクターの性格設定が甘くなったりとか、どっか”あな”が開くもんなんですけど全体としてちゃんと纏まっている所がまずスゴイ!これはベテラン監督の新房昭之氏の力量による所が大きいと思う。氏としては化物語からの続けてヒット作ですね。 残酷描写ってのはそもそも残酷でない物、その対極あるのものとね、と組み合わせることによって、より残酷さや残忍性が増すものです。前にもデビルマンを扱った時に言ったけど、EVAの映画版で残酷なシーンのバックに「翼を下さい」を流してるけど、言わばあんな感じデス。 この作品ではそんなギミックがてんこ盛り。 まず、第一に思い付くのはきゅうべぇの造詣でしょう。そのデザインは外形的なかわいさに重点が置かれています。最初はどらえもんの何ぞの映画作品の様でもあり、カードキャプターさくらのケロちゃんの様でもあります。 それが、回が進んで行く内に段々と正体が明かされ、実は諸悪の根源だったと言うトンデモなオチ(デビルマンそっくり!!)な訳ですけど、それでも言い回しは相変わらず無邪気で外見はカワイイまんま・・・そのギャップが更なる戦慄を感じさせてるんですねぇ。。。 ほいでほいで、作画の件。キャラデの問題。作品の内容とは裏腹に完全に萌え~♪・・・な絵ですよね。キャプ画でも判るけど、このポスターであのストーリー展開は事前には絶対思いつきません!キリッ★ しかも、魔法少女~ってありふれた題名じゃ尚更のことww 「血溜まりスケッチ」って言う世間の評判良くワカリマス!! そして、最後にサイケデリックな空間表現ですかね。異世界へ行って魔女と戦うシーンは全てそうなってますよね。芸術的なコダワリかしらんけど、その陰にニュアンスとして伝わって来るシュールな感覚がやっぱり残虐性を盛り上げてると思いますね。 このアニメの演出の真髄は言わば「ギャップ」 そう、・・・・この一言に尽きるのです。 あらすじ: 市立見滝原中学校に通う普通の中学2年生の鹿目まどかは、ある日不思議な夢を見る。そこは少女が魔法で戦う異世界。その少女の戦いを目撃する自分と、謎の白い生物に「僕と契約して魔法少女になってほしい」と告げられる夢であった。翌朝、見滝原中学へ転校してきたのはなんと夢で見た美少女の暁美ほむらだった。ほむらは、まどかに「魔法少女になってはならない」と警告する。 しっかし、QBの人気ってスゴイね。NHKの{MAG・ネット」で早くも特集が組まれているのにはビビリ上がりました。見てませんけど・・・ww ほなな~♪ PR
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