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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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04.11.11:49

ドロロンえん魔くんには歴史があるんでヤンス!!

B00009YNIM.jpgこんどこの作品がリメイクされるとの情報を聞き付けたので、つい懐かしくなりテーマに選んで見ました。。。この作品も何度となくヘビロテで再放送されてますから、30歳前後の方々には非常に懐かしい作品かも知れませんね。

永井豪の作品はエロからロボットものなどかなり幅広くアニメタイトルになっておりますが、その中でもけっこう異色な方だと思います。

妖怪もののアニメと言うと、どうしても大御所「ゲゲゲの鬼太郎」を無視することはできません。特撮番組を作る際に、いかに「ウルトラマン」と「仮面ライダー」を越えるかがポイントになるのと同様でしょうね。そうです。いかに鬼太郎を越えるか、鬼太郎と違うものを作るかがポイントとなるのです。

だが、この作品は驚くべきことに設定上は鬼太郎とさほど差別化を図ろうとはしていない。それどころか、鬼太郎にわざと似せていると見受けられる部分が多々ある。ガチのタイマン作品なのでしょうwww

主人公は少年(声:野沢雅子!)眉毛(髪の毛)で妖怪を探知し、変幻自在の妖怪マント(ちゃんちゃんこ)とステッキ(リモコン下駄)で妖怪と戦う。主人公には常に博識のシャポー(目玉親父)が付き添い、他にも何人か仲間がいる。だが、敵にも味方にもなるダラキュラ(ねずみ男)なんてのもいる。

でもでもそこは個性の強い永井作品。作品を見る限りにおいては全くその類似性に気付くことはありません。これだけ見れば絶対、鬼太郎を連想する事すらありません。それほど独自の世界観を作り上げています。

しかし何より注目すべきは雪ちゃんこと雪子姫。彼女目当てにこの番組を見ていた人は多いに違ありません。まずは何と言ってもそのコスチューム。雪女だからお約束で白い和服、しかしそれがミニスカート状になってるってんだから。肌を完全に隠してしまう日本伝統の和服をこんな風に切り刻んでしまうなんて、なんか伝統への冒涜って感じで、背徳的エロティシズムを感じたもんですよ。

まあこの格好っていうのは多分、和服を着せるのはいいけど活動性が悪くなるので、活発なキャラであることをアピールするためにもこうした、てところだろうけど。しかしこのスタイルを考案したのは、実に偉いとしか言いようがないねwww
 
そして、当時のタイトルとしてはサービスカットも結構あったりもするヨン♪・・・雪ちゃんのおかげで性に目覚めたという良い子の男の子はたくさんいるんじゃなかろうかwwwwwww下品な奴だと軽蔑するならするといい。だが、私と同じ思いで子供時代を過ごした人は必ずいるはずだ。そんな人に少しでも共感してもらえれば幸いである。

…などといったことばかり書いていると品性を疑われそうなので、最後は真面目な話。
この作品の出来はどうなのか?個人的にかなり好評価であります。上から目線でも構いません。

一応アニメと同時進行の原作漫画があるものの、この作品はほとんどがアニメオリジナルの話。どうしても原作の呪縛から逃れられなかった鬼太郎のエピソードとは違い、上原正三、辻真先といった脚本家たちが書きたい物を自由に書いています。だから、結構良質のストーリーが目白押しなんですよ。
 
例えば、「妖怪イヨマントの復讐」なんかは救いのない悲しい話で、個人的には一番の傑作と思うんだけど、この話ではえん魔くんの存在に意味はなく、単なる傍観者に過ぎない。つまり、作品の設定に縛られずシナリオライターの方々が結構な自由度でもって力作を残してるってことなんですよ。

古い作品ですけど、BOXも出てるみたいなんで、興味がある方は是非に!・・・と、思います。

また、リメイク版も始まるみたいですから、見比べてみるのもイイかも知れませんね。

あらすじ;
えんまくんは地獄界を仕切る閻魔大王の甥。余りに破天荒な行動の末、大王から人間界に追い出されたが、後に大妖怪ゴーシップの事件で無敵と思われていたゴーシップを倒す手柄を立て、人間に仇なす妖怪を退治する妖怪パトロール隊の隊長に正式に任じられる。

ほなな~♪

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