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04.10.10:38
千尋が段々と成長していくたくましさや神々の住まう国を描いていく宮崎ワールドは今回も健在でトトロに通じる物を感じさせます。名前を奪われた千尋と顔のないカオナシ。名前のない者は存在がない。顔のない者は存在を認められていない。どっちも寂しい者同士。この映画は、そういう物が自分を取り戻す作品でもあると思うのです。 さてさて、そんなこんなでカオナシと千尋のシーンのキャプ画を使って見ました。キングブランド・ジブリのタイトルの中でもっともヒットした本作は当然ながら邦画最大のヒット作品でもあり、未だその記録は敗られていません。 でも、不思議なんですよね。この作品はベルリン映画祭やアカデミー賞でそれなりの評価も受け海外での評判もイイ筈なんですけど、日本以外ではあまりヒットしてません。そこだけはどうしても謎なんですけど、なにはともあれ、評判が良くてよござんしたwww この作品の前に、もののけ姫がジブリにありますけれども、もののけは自然を扱うテーマ性に飛んだ内容で、ちょっとそれまでのジブリとは違う路線を打ち出したものでしたが、一応こっちは原点回帰って色を出してますね。さてさて、これからのジブリはどっちの感じで収斂して行くんでしょうか? あらすじ: 主人公の荻野千尋は10歳の女の子。気が乗らない引っ越しの最中、不思議の町に迷い込んでしまった。この世界は、神様やお化けが通う温泉街で、働かない人間は消えるか動物になるしかないような、人間が入り込んではいけないところだった。千尋の両親は、そんなことを知らずにおいしそうな料理を食べてしまい、豚に姿を変えられてしまった。 ほなな~♪ PR
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