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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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04.05.17:51

聖痕のクェイサーはゴンゾを救えるのか!?

01.jpgかって、GONZOって言うアニメスタジオがあったそうな。これはガイナックスを退社したクリエイターによって作られた事務所が前身だったそうじゃ。やがてゴンゾはキラーコンテンツを次々に手掛け、フジ産経グループの出資を受け、株式の上場まで果たしたそうじゃ。じゃがな、結局その無理な経営姿勢が祟って、上場廃止となり、倒産の憂き目を見てしまったそうじゃ。ぬでたし、めでなし。

さてさて、会社が倒産してもそこに制作集団はあった訳でプロのスタッフを大勢抱えております。そしてアニメスタジオの設立過程としては良くあるパターンではありますが、プロデューサーがスタッフ引き連れて独立して作る事が多いんですよね。

ゴンゾも会社としてはまだ消滅しておりませんから、事務所もまだあり企業内起業として新規でアニメスタジオが作られました。その名前をフッズエンタテインメントとは名乗っています。ですが、事実上、ゴンゾです。で、そのスタジオが起死回生(?)の手立てとして手掛けたのはズバリ!エロ!でした。

チャンピオンREDと関係もお深いようで、基本的にREDに連載中の原作をアニメ化しているご様子。最初に手掛けたのは「あきそら」。これはOVAとしてはそこそこのヒットを記録します。そしてその次に制作したのが、表題の「聖痕のクエィサー」・・・・しかし、これはTVアニメとして作られています。にもかかわらず、コンセプトはしっかり”どエロ”なのでした。。。

クエィサーの原作者、吉野弘幸は「舞HIME」やフラクタルを手掛けている有名脚本家さんですが、元々、「アニメでできないことをやる」というコンセプトで立ち上がった漫画連載。これをあえて原作としてアニメ化したのですからエロく無い訳がない!そして話題にならない訳がない!!

視聴者はずっと巨乳にhshsしっ放しなのでしょうねぇwww少なくとも男性諸氏は。。。。フフフのプ、
で、話を戻すと吉野弘幸氏は原作だけで脚本はやってません。あしからず。。。何で!?

内容としてはクェイサーなる者達が多数登場し覇権を争うわけですが、彼らのの活動の源泉(エネルギー)となる物がソーマ。そして、それはおっぱいからの授乳行為でしか得られないと言う。。。エロくする為だけの強引な設定。そして、衒学として想定されているキリスト教的世界観。ソースは多分においしい訳ですww2828。

そして、このスタッフ、キャラデのうのまことを始め、諸氏がかなりのおっぱい星人・・・おっぱい職人であらせられるようで、こだわりも相当のようです。ネット上での公言も憚っておりませんデス、はいww
作画設定の他に各女性キャラのおっぱいの形や揺れ方が事細かに指示してあるだけでなく、乳輪の大きさ乳首の形。陥没具合やその反応描写までもう、なんやねん!って感じだそうで、寧ろ医学書に近いかもw

でもね、でもね、エロを期待して、TV版を見ても意味ありませんよ。肝心のシーンは全部規制してあります。
全くエロくない!残念!!

深夜時間帯でもしっかり放映は拒否された模様。あの比較的寛大なAT-Xでさえ、そのまま配信するのはNGだったみたいデス。ですから、本編(ディレクターズカット)はお金を払ってネット配信で見る事しか出来ない訳ですが、結局それにはクレジットカードが必要で、クレジットカードは18歳以上しか作れないから事実上の18禁というオチが付いているのでありました・・・チャンチャン♪

どうぢても見たいなら、動画サイトでも漁れば良いかもしらんけど、光速で削除されているみたいですので、辿りつくのは、はっきり言って難しいと言っておこう!!大人しくDVDを買いなさい、キリッ★
この作品は決してエロだけが売りじゃなくて笑える作品でもあるんですから・・・。

そして、好評に付き第二段も始まる様ですから、更なるエロエロに2828しようじゃマイカ!!

でも最大の売りは何と言っても、有名声優の喘ぎ声!平野綾や豊崎愛生が作中で何度も喘いでいます!
ガチの18禁だったら事務所NGで絶対ありえないこと!!

・・・・金子監督!あんたの生き様、おれ嫌いじゃないぜ!!
はっきり言って単なるスケベなギャグマンガですww

あ、それから、聖痕のクェイサーはゴンゾを救えるかどうかってことだけど、

・・・・・・・・・・そんなん知らん!!

あらすじ:
聖ミハイロフ学園に通う織部まふゆが拾った銀髪の少年。彼は聖乳を吸うことで特定元素を自在に操ることができる、クェイサーと呼ばれる存在だった。そして今、2千年におよぶイコンの謎を巡り、学園を舞台にクェイサーたちの闘いが始まった。

ほなな~♪

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04.04.12:08

ぽぽぽぽ~ん♪に秘めた思い・・・

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震災被災者の方に於かれましてはお見舞いを申し上げます。
そして、暫くはTVのCMにおいても放映の自粛が相次ぎました。その穴埋めに放送されたのがACの宣伝映像。当然ながらそれはヘビロテとなって、ぽぽぽぽ~ん♪の言葉が視聴者の耳にこびり付く結果となってしまいました。

ぽぽぽぽ~ん♪って流行語大賞でも取りそうな勢いでネット中を駆け巡っているけれども、この元ネタは「あいさつ魔法」っていうACジャパンの全国キャンペ-ンとして、小学校低学年までの子供向けの挨拶励行の啓発を目的に制作された去年からのものです。

音楽とアニメーションに合わせ、一般的に使われる挨拶用語に続いて、動物とかけあわせたユニークな挨拶用語、そして友達が増えていく様子を歌詞にしていおり、テレビ用は15秒・30秒・60秒の3バージョン、ラジオ用は20秒・40秒の2バージョンが存在します。時間が長くなるにつれ、登場キャラクターの動物が増えていき、また、新聞や雑誌に掲載される広告も存在しているようです。

本CMに対する評価としては、被災時のCMとして内容がそぐわないことに苦情を入れる者もいる一方、インターネット上では「不安をかき立てられるニュースの合間に、ほっと癒やされる」と好印象を持つ視聴者も多いという事ですが、ある一定の癒しとして人々こころに届いてる面は少なからずあったと思います。

いまでは、ぽぽぽぽ~ん♪だけが本来の目的から離れて一人歩きし、色んなバージョンやパロディ、MADなどが存在しますが、これは決して不謹慎な事ではなく、文化の発露だと捉えるべきですね。震災被災者の為に何でもかんでも不謹慎、はたまた自粛しろ!・・・と声を荒げる連中がいますが、謹慎厨である彼らの態度にこそ大いに疑問を感じます。

これは乙武さんもツイッターでそう呟いていたそうですが、過剰な自粛ムードは景気の停滞しか招きませんし、それは結局、回り回って被災者の方々を余計苦しめてしまいます。こういう時こそ、ぽぽぽぽ~ん♪って明るく笑って前向きに突き進むエネルギーが大事ですよね。

こんにちは(こんにちワン)
ありがとう(ありがとウサギ)
こんばんは(こんばんワニ)
さようなら(さよなライオン)
まほうのことばでたのしいなかまがポポポポ~ン ♪

そして、これと共に注目して欲しいのが、「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。の言い回しから始まる『こだまでしょうか』・・・・たった一言で相手を傷つけることもできれば、笑顔にすることもできる。接し方しだいで相手の態度も変わる。言葉は人から人へとこだまするという内容ですがこれも反響は凄い様です。

「『遊ぼう』っていうと『遊ぼう』っていう。
『ばか』っていうと『ばか』っていう。
『もう遊ばない』っていうと『遊ばない』っていう。
そうして、あとでさみしくなって、
『ごめんね』っていうと『ごめんね』っていう。
こだまでしょうか、いいえ、だれでも・・・」
 
これは明治生まれの詩人、金子みすゞの作品ですが、最近では教科書でも取り上げられる人物でもありますので、知ってる人も多いかも。
こういうみずみずしい口語体を明治時代に書いたのは結構驚くべき事ですね。

金子みすゞは1903(明治36)年4月に生まれ最初、西條八十にその才能を認められて若き童謡詩人たちの憧れの星となるんですが、23歳で結婚し、一人娘をもうけその後、夫から詩作を禁じられ、辛い生活ののち離婚。娘を引き離そうとする夫に抗い、1930(昭和5)年3月10日、26歳で短い生涯を終えたという薄倖の詩人なんですけど、没後何十年も経って児童文学者の矢崎節夫らの努力で遺稿集が発掘され、1984年に出版されるや、瞬く間に有名になった人物です。

彼女の詩はかつて、関東大震災において、その被災者に癒しと勇気を与えたとして歴史的に評価されているんですが、また今回、この様な形で日本人のこころ訴えかけることになろうとは誰が想像したでしょう?

彼女の詩の何気ない言い回しや口語的表現はCM通じて私達に大きな愛を訴えかけてきている様でもあります。

私達が出来る事は、決して自粛ムードを煽ることではなく、それぞれの等身大の精一杯で充分だと思いませんか?それは消費であったり、イベントであったり、ボランティアであったり、寄付行為であったり、何でもいいと思うんですよ。

今出来る範囲で構わないから、等身大の精一杯。
何も重く考える必要はありませんよね。

 http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin

ほなな~♪

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04.03.23:46

デビルマン、それは全ての始まりだった・・・

DEVILMAN_05_175aa-thumb.jpgこれはいまさら語るまでもない永井豪先生の大原作で、多分、1ページだけで語るべき作品ではないのだけれど、あえて取り上げて見る事にした。説明するまでもなくどなたもご存知であろう。

この作品、当初、TVアニメの企画が始まりだった。原作者は当時もっとも勢いのあった漫画家・永井豪。氏は当時、ハレンチ学園やあばしり一家で漫画の連載だけでも多忙を極めており、マジンガーZやゲッターロボの大ヒットで、ロボットアニメの原作者としても第一線だった。

企画の進行としては、TV版を脚本家の辻真先がオリジナルストーリーとして担当し、同時並行的に漫画版を永井豪が描いて行くと言う当時としては珍しい戦略が取られた。であるからして、漫画を題材にアニメ版が作られた訳ではない。

しかし、この二つの作品、「同一の基本設定を使用して描かれた2つの作品」でありながら、全く違うストーリー展開になっている。TV版はひたすら子供向けであり、当時の仮面ライダーを始めとする「変身ブーム」の煽りを受けてか、一話完結でデビルマンが仮の姿である人間の明から変身して妖獣と戦うという基本線を守り続け、ヒーローものとしてのスタンダードな展開は最後まで全うされた。

一方、漫画版は完全に成人向けとも言える内容で、作者の個性によって設定が拡大し終末テーマの大作SFへと発展していった。永井氏曰く、天啓が下って書かされた作品なのだそうだ。ちょっと神がかった言い回しで滑稽かも知れないけど、NHKのインタビューで真面目にそう答えていた。

TVでは主人公の不動明がメインヒロインの牧村美樹への愛に目覚め、仲間のデーモン族を裏切り彼女を守る為に戦っていたものが、やがては人類全体を守る形のヒーローに変わって行くと言う、何かアメコミヒーロー的なスパイダーマン的な展開であるが、漫画版では美樹への献身的な愛がどぎつく残酷に裏切られる極地の鬱展開になっている。しかも漫画版では不動明自身は決してデーモン(悪魔)ではなく、デーモンと合体した人間と言う設定である。

ストーリーの詳細についてはネタバレになるであろうから触れないでおくが、メインヒロインが惨殺されると言う漫画は恐らくメジャータイトルとしてはこれが最初の作品なのではないかと思う。まぁ、キャプ画がそのシーンの一部なのだけれども、そんなはっきり書き込まなくてもねぇ。。。とか思ったりする。

ストーリー展開やその壮大なテーマ性あるいは、バイオレンスジャックやデビルマンレディー、マジンサーガなど、その後続く永井豪作品とも世界観がリンクして来るこの作品は氏のライフワークそのものであろう。そういう意味ではまだ本当の物語完結には至っていないのかも知れない。

この作品から強く影響を受けた作品や作家は一体どれほどいるのだろうか?
恐らくガンダムでさえ、ここまで影響を与えたと言えるのだろうか?

例えば『新世紀エヴァンゲリオン』での庵野秀明はデビルマンからの影響をインタビューで語っており、『甦るデビルマン』では大槻ケンヂらがデビルマンから受けた影響を語っている。恐らく最近では「エルフェン・リート」「ベルセルク」「まどか・マギカ」「バスタード」「グインサーガ」とかはモロですね。ベルセルクはそのモチーフまでオマージュ的な要素が見て取れる。ちなみにチャゲ&アスカの飛鳥了って芸名もしかり。

当時の流行作品は、どういう訳か『マーズ』『ワースト』『リュウの道』と言った破滅SFが転がっており「人類は滅ぶべき存在なんだ」という概念がワンサカあったんだけれども、そのトドメを刺してくれたのが『デビルマン』であったんじゃないかな。

この作品のテーマはズバリ善と悪の相対性であって、悪魔は絶対悪ではなく神は絶対的な善ではない。絶対的に正しい物などこの世にはない。同じ出来事でもある人にとっては善であるかもしれないし、ある人にとっては悪かも知れない。例えば、地球にとって人類はシロアリかもしれないしね。戦争だって人類が自滅してくれれば他の生物とっては良いことかも知れない・・・つまり、全てが無常である・・・てとこなのだろうけども、そこまで言うと宗教がかって来るので深く掘り下げるのは懸命ではなかろう。

・・・なんか、マギカのきゅーべぇを思い出してしまった。
これ以上書くと鬱が加速しそうなので、またの機会に改めてこの作品については語りたいと思う。。。

すごく途中な終わり方でゴメンナサイ。

あらすじ:
不動明は父の親友の牧村家で居候になりながら、家の娘の牧村美樹と共に名門学院に通う普通の学生。ある日突然現れた親友の飛鳥了に「氷の中で眠っていた地球の先住人類「デーモン」が、何万年の時をへだてて現代によみがえり再び地球を人類から奪い返そうとしている。」と知らされ、人類を守るために了の父である飛鳥教授の残した「恐怖の遺産」を受ける事、すなわちデーモンと合体して悪魔の力を手に入れる事を決意する。そして・・・

ほなな~♪

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