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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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09.15.14:41

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04.02.22:37

ツーリストについて語ろうか!

tourist_a.jpgアンジェリーナージョリーの映画は・・・そうだなぁ、最近ではソルト以来の鑑賞になるな。とにかく、連続でのスパイもの出演ですね。途切れる事無く全くお忙しい女優さんであることか。。。父親のジョンボイトとは仲直りしたんかしらん。。。ムム。

さてさて、豪華二代スター競演ということで、ジョニーデップも性格派の演技と言うよりも一般人を普通っぽく演技している所が逆に珍しいですのん。でもカワイらしくもあり、ラストではしっかりカッコイイ彼も見れますよ。

さて、この映画を最初に見て思った事は、「ベニス行ってみてぇーーー」って感想。それって、ベニスの観光映画ちゃうんかぁああい!!って突っ込み入れたくなりました。一見するとこの映画、制作費が100億もかかったなんて全く判りません。
ほとんど二人のギャラ違うんかい!多分、図星だろうけど・・・・

もう一回、さてさて、この映画、見ていて飽きない位場面も変わるし、状況も動きます、でもね。。ひきつけられません、何だか・・・。ギャラで制作費の大半が飛んだ煽りかなんか知らんけど、なんかベニス市協力の下に作られたお手持ち映画って感じで、やっぱり観光ガイド的映画になっちゃってる。さすがにツーリストって題名だけのことはある(皮肉タップり・・・w)

でもね、映画としての起承転結は、はっきりしてるよ。ラストに手に汗握らせるシーンが用意されてるし、最後にはどんでん返しもちゃんとある(けっこう見え見えではあるけれども・・・)し。
ちょっと設定や話の展開に無理がある部分が目に付くけどそこいらへんを我慢すれば決して見れない映画ではない。

映画スターの競演に期待して見る分にはアイドル映画を鑑賞する感覚で見れば、けっこういけるかも。

映画そのもののクオリティには決して期待しないで下さい。
これは男女のイケメンスターを愛でる作品なのです。

あらすじ:
傷心を癒やすためイタリアを訪れたアメリカ人のフランク(ジョニー・デップ)は、ベニスに向かう車中で上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声を掛けられる。魅力あふれるエリーズに誘われるがまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。しかし、それはすべて仕組まれたわなだった……。

ほなな~♪

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04.01.13:32

GANTZ(実写)を見て見ました・・・・・

imagesCA8RSXOX.jpgこの映画は、松山ケンイチとか嵐の二ノ宮との豪華アイドル俳優の競演が売りみたいな感じで宣伝している印象がありますけれども、原作の方もかなりの文学性に富んだ作品だと思ってます。

漫画原作の奥 浩哉は、このGANTZを発表する前にHEN(変)で、同性愛をテーマにした作品である程度の成功を収めていましたけれども、全く違った世界観の漫画でもそれ以上のヒットを出した訳ですね。かなり作品の幅が広いマルチな作家さんです。

現代を舞台にしたSFの体裁はとっていますけど、内容は何だか不条理でもあり、カフカのような世界観も感じられます。作者本人曰く高校時代から暖めていた物であるらしく、必殺仕事人をSFテイストを加えたのだそうです。

不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感。こういった作風は鬱作品として結構支持はされ易く、EVAなども大きく言えばこの系統の作品であると思うし、「マドカ・まぎか」もこの延長ではある気がする。

よく残酷なシーンの演出としてそのシーンのバックに爽やかで明るい曲を流すとより残酷性が増し、場面が引き締まると言う方法があります。EVAでも破の中で「翼を下さい」を利用してそんな方法を使っていたし、メトロポリスの劇場アニメでも都市が崩壊するシーンの中でこの演出を巧みに利用していました。大友克弘もこの点を強調しています。

このシュールな演出は映画版GANTZの中でも色々な部分に散見され、例えばラジオ体操の曲を流してみたりとか、むかしのフォークのナンバーを使っています。そしてそれらのシーンは如何にも残酷なのです。そして更にそれを進化させてると思えるのが、GANTZに浮かび上がる文字の効果。。。

GANTZに浮かび上がるオドケタ文字は女子高生のメールの乗りで無邪気に出て来るのに、内容は残酷で登場人物を絶望に陥れる内容ばかり・・・そしてこの無邪気さと書かれている内容のギャップは見る者に恐怖感をおぼえさせる程にぞの残忍性が伝えてくれます。もちろん、○○星人という一見ふざけた演出もGANTZの残忍性を表現するには大きい役割を果たしているにも無視出来ませんね。

リビドーとタナトスを一度に伝えようとするこの表現は今後、作中でマネする作家kさんも出て来るかもしれませんね。

今回の映画はアニメ版のストーリーとほぼ描き切っているような終わり方(少し映画用にアレンジはしていますが・・・)をしていますが、まもなく解決編とも言えるべき後編が用意されているそうです。これは原作とは離れて独自の展開をする模様ですが、作中の不条理感をどこまでスッキリさせてくれるのか、いまの内から楽しみです。

追々、後編についてもブログでは触れてみようと思う。

あらすじ:
まったく就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)と、彼の幼なじみで正義感の強い性格の加藤(松山ケンイチ)は、電車にひかれて命を落としてしまう。しかし、黒い謎の球体“GANTZ”が彼らを呼び出し、“星人”と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。加藤は争いを避けるが、玄野はサバイバルに身を投じることを決意する。

ほなな~♪

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03.31.14:21

化物語はあれほどヒットしたのは理由があると思われる。

imagesCAD8IWMZ.jpgこのアニメを語る前に、まず原作者について触れた方が良いと思うので、まずはそちらから触れたい。この原作者は西尾維新は充分に有名人であるからご存知の方も多いであろうが、若手気鋭の流行作家であることは間違いない。

西尾維新の作風は様々な言葉遊びや掛け言葉を駆使した台詞回しに特徴があり、アニメでもその特徴を如何無く利用していて、製作集団シャフトの本領発揮と言ったところだろう。セリフ回しはこの作品のアニメ演出を語る上で、無視できない。

アニメのヒットによって化物語って名称だけが一人歩きした感はあるが、これはシリーズ作品の一部に過ぎず、傷物語とか、偽物語とか一連の作品群があり、どれもそこそこのセールスを記録しおり、刀語は別途アニメにもなっている。

おおすじは主人公の阿良々木暦と彼と出会った怪異と関わりを持つ少女たちが不思議な事件を解決していくストーリーで、一人のヒロインごとに一つのプロットを構成している。そして、各話を彩るヒロイン達の名前も、ふざけているのか真剣なのか、作者の意地というか拘りがあり、逆に覚え難い感じがあるノシ。

主人公の阿良々木暦と5人のヒロインが織りなす会話劇は、とてもユーモアに溢れ、ウィットに富んでいて素晴らしいが、その会話の至る所に物語の伏線が張られているのだから面白い構成だ。さらに、「間」の使い方が独特の世界観をかもし出している。

会話劇が主であるため、台詞量が膨大になり、キャラクターの心理描写を一瞬のテロップ、間だけで表現せざろ負えないのだろうが、そのタイミングたるや絶妙。一瞬も目が離せない。遊び心にも溢れ、私達の想像力を掻き立ててくれる。この膨大な会話をあえて織り込む手法は最近では「ソーシャルネットワーク」でデヴィトフィンチャーが積極的に多用して話題になったが、そういう意味ではハリウッドに先駆けた先見性があるのかもしれない。

そして、独特の世界観を引き立たせるためにか一話に出てくる登場人物が少なく、通行人すらでてこないという徹底した手抜き、もとい・・・演出や、静止画や文字を多用した部分もこの作品特有の空気を作り出すことに成功していると言える。

個人的に一番こころに残るシーンはやっぱり、第13話のラストかなぁ・・・。
暦とひたぎが二人仰向けに寝転んで、夜空を見上げて会話する例のシーンでゲス。

あらすじ:
高校3年生の少年・阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんな事から2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。なんと彼女には、およそ体重と呼べるものが殆ど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだと言う。

ほなな~♪

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