忍者ブログ 世界初の先物取引

◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
08 2025/09 1 2 3 4 5 67 8 9 10 11 12 1314 15 16 17 18 19 2021 22 23 24 25 26 2728 29 30 10

09.16.04:21

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • ポチっと続きへ→人気ブログランキングへ

03.05.22:23

告白はタブーを破ったのか・・・!?


imagesCA8A8RA1.jpg教え子に愛娘を殺された中学校の女性教師の執拗な復習過程を描いたこの映画。ヒットしたのはやはり、タブー視されるようなテーマを正面から映像化した所にあるとは思います。こんな映画絶対文科相推薦なんてなる筈がありませんからね。

命の尊さを過激に教え諭す残酷寓話である ・・と誰か言ってましたが、言いえて妙だとは思うね。もしかしたら結構はまっとりますやん。w

松たか子の抑えた演技が逆に恐ろしさを醸し出していますが、物語はその一人語りで進行して行きます。これは同名の原作ベストセラーのプロットを忠実再現した演出ではありますが、中島哲也監督のセンスがびんびん響いて来ます。

中島監督は『嫌われ松子の一生』でその得意な世界観を描ききった演出で名を馳せましたが、この映画で益々その実力にドライブがかかた感じがしますな。

映画の体裁はホラーっぽくもあり、悲劇でもあるようですが、実質はサスペンスなんでしょうね。ただ、時折ユーモアのあるシーン絡めつつ物語は激走し、一気に見る側を皮肉なエンディングへ誘います。そこにあるのはある意味カタルシスを感じさせる華麗なるどんでん返し。たまにある過剰な演出もご愛嬌でしょう。

この映画を青春映画に対するアンチテーゼと安易に捉えるのはちょっと違うかなぁと言う気がします。これは一つの消化されたエンターテインメントとして見るべきであり、荒廃した現代っ子の暗部を描いた衝撃作などで絶対ない、と言うことです。

こういう作品を見ると安易に教育上良く無いなどど言うアホがいますが、お前は何様だよ!とか思いますね。その昔、深作監督のバトルロワイヤルと言う映画が話題になった時、これを糾弾していた政治家がいましたが、やっぱりアホにしか見えませんでした。

いくらその後褒め称えられようが、表現やメディアに対して、個人的嫌悪感だけで上映中止を迫るような政治家がマトモな行動をしていたとはとても思えませんねぇ。マスコミが美談に奉るのも吐き気がする次第です。

ちょっと話がそれちゃったけれども、久々オススメの実写日本映画って感じです。
TV局主導の映画しか当たらない昨今において、自力と口コミでここまで健闘した作品はやっぱりアッパレをあげましょう。。。

あらすじ:
とある中学校の1年B組、終業式後の雑然としたホームルームで、教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」教室内は一瞬にして静まりかえり、この衝撃的な告白から物語は始まっていく……。

ほなな~♪

拍手[0回]

PR

03.04.14:52

借りぐらしのアリエッティは失敗作か!?

4d49aa17.jpegジブリ作品ではありますが、これは駿作品ではありません。
内容は無難にまとまっている程度の作品で、感動を呼べるほど内容ではありませんが、かといってDISるほど酷くもなく、やっぱり無難ってかんじかなぁ~

とは言え、興行収入は90億を突破していて、昨年の邦画No.1である事には違いはありません。非駿系の作品としてはジブリ内だけでなく、歴代アニメ邦画1位でもあります。
ジブリ以外の会社の作品だったら大騒ぎなんでしょうが、やっぱりジブリブランド本当そこだけは、っぱねぇっす!w

監督はアニメーターの米林宏昌と言う方で、ジブリの社員の方の様ですが、実質的な宮崎駿の後継者と言う訳では無い様です。

しかしながら、あの黒歴史「ゲド戦記」の興行を抜いたわけですから面目躍如ですね。
まぁ、それでもゲドは70億くらい行ってる訳で、どないやねんなって突っ込みたくもなります(汗

ファンレビューなんかをざっと見てみると、ゲド戦記ほどではないにせよ、がっかりしたとか、期待ハズレだとか、ちょっとネガティブな反応が多いですね。

じゃあ、結果的には失敗作なのか?ジブリの黒歴史なのか?・・・と言われれば、そこまで酷くも無いように感じます。個人的にはね。あえて言うと微妙ですね。

物語性に欠けるとか、トトロに原点回帰した雰囲気があるとか、メッセージ性が伝わり難いとかそれなりの論評は色々出来そうですけど、ここは深く掘り下げずに、微妙だけどジブリの作品としては小ツブであるという結果にまとめたいと思う。

あらすじ:
古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。


ほなな~♪

拍手[2回]

03.03.00:36

バーレスクについて触れておこうか・・・・・・・・

imagesCARKRHJ4.jpgブリトニーの影に隠れていまいち日本では馴染みの薄いクリスティーナアギレラですが、全米ではグラミー賞を連続受賞するほどに実力の持ち主。そして、結構日本びいきでもあるんですよね-----。

そして意外にもこの映画が初主演なんでっす。
でも実力派の彼女のこと。歌唱シーンなんかは圧巻です。しかもアカペラだったと記憶しております。そして、当代のディーバ、シェールとの競演ともなれば、映画に期待が高まるのも必至というものです。

そしして、歌だけじゃ無く、芝居もちゃんと旨かったです。
しかも、なんと、映画撮影時は彼女にはすでに子供が居て、子育てと撮影の両立に結構苦労したみたいです。

物語自体は特質すべきところはありませんんが、やっぱり映画全体に漂うムードとシェールやアギレラの係わり合い、ダンスや歌のパフォーマンスを楽しむのが正解ですね。見終わった後の爽快感は確かにあります。
ただ、この映画は決してミュージカルではありませんので、お間違い無きようにww

あくまでもミュージックベースの映画ってだけです。でもシカゴやキャバレーなんかと見比べて見るのも面白いかもしれません。

アギレラも映画では若く見えますが、もう30歳とそれなり年齢ですからこれから大人の女、一人の母として個性を益々発揮して行くことでしょう。
ただシェールさん64歳のレオタードは個人的にはいりませんでした(汗

落ち込んで元気が無い時なんかに見れば、パワーを貰えるタイプの映画です。
ストーリー重視の作品ではないので、そこには期待しないで下さい。

一般人の映画評もなかなか高評価が多いタイトルでした。


あらすじ:
歌手になる夢を追い掛けているアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、セクシーなダンサーたちが毎夜ゴージャスなショーを繰り広げているロサンゼルスのバーレスク・クラブで働くことに。オーナーのテス(シェール)のもと、たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を花開かせていくアリは人気者となり、クラブは盛況を極める。


ほなな~♪

拍手[2回]

<<< PREV     NEXT >>>