05.12.18:35
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05.05.11:05
そしてその内容は何かと思い新境地って言うからナンだと見て見たらビッチ願望があるインテリの役回りでした。w 簡単に言えばラブコメの王道。体の関係だけを求めていたヒロインが結局こころも惹かれてしまうっていう、まぁ、ありがちな結末なんだけれども、こういう映画ってそこまでのプロセスをどう面白く見せるかが肝心なんだと思う。ラブコメのプロットにはそんなにバリエーションがある訳ではないし、恋のプロセスを如何にドラマチックに展開させるかが恋愛映画の勝負なのれすね。 ナタリーポートマンはモチロン清純派では世界的代表の女優さんですが、この作品では下ネタを連発します。若干お下品なわけです。これも新境地という意味なんでしょうね。でも裸には一切なってません。期待していた方にお気の毒です。それでも、ハーバード大学卒の芸能人がこの程度やれば相当体当たりと捉える訳です。配給側宣伝でわね。 ハーバード大学って世界的に有名な大学で、恐らく東大なんかよりも優秀かもしれへんけど、向こうはアイドルやりながらとか、女優やりながらそういう大学へ入れちゃうからスゴイですよね。一体いつ勉強しているのやらさっぱりワカラン訳ですが、一芸入試みたいな制度が国立でもあるんでしょうな。日本ではアイドルが東大に入ったって話は聞きませんよね。東大生が後からアイドルになる事はあっても。w この映画、どちらかと言うと公開そのものが目的と言うよりも、今後公開が控えてるブラックスワンの宣伝の為に踏み台として上映してみましたって感が強い当て馬的な印象が否めない僕はおかしんでしょうかね? とにかくどこのでもあるような凡庸な映画でした。 もし、見たとしたらあくびを連発する危険がありますので、ご注意下さいませ。 あらすじ: 週80時間も働いていて、恋をしている余裕もない医師のエマ(ナタリー・ポートマン)。ある日、その場の勢いで男友達のアダム(アシュトン・カッチャー)と一線を越えたエマは、その気になったアダムにセックスだけの関係を持ちかける。ハードな仕事の合間を縫い、抱きたいときだけアダムをメールで呼び出すエマだったが……。 ほなな~♪ PR
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05.04.10:05
そして、彼ら程のビッグネームになると、自分の企画で作品が作れるようになります。そんで、今回ご紹介する作品は「少女革命ウテナ」。そしてこの作品を作ったのがピーパパスと言う集団でそこを率いていたの幾原邦彦と言うビックネームな訳です。 幾原邦彦はセーラームーンの演出で頭角をあらわし、Rでは劇場版を手掛け一気に知名度を上げました。そして、その彼が独自の世界観で作り上げた怪作がこのウテナなのです。カルトムービーと言ってもいいでしょう。内容は至って前衛的なんですが、これもやっぱり好き嫌いが分かれる作品でしょうねぇ。 多分このアニメをジャンル分けすることは相当に困難です。基本的には学園物であり、画風は少女漫画であるのけれども、SFのようでもあり、ファンタジーの要素もある。ちょっとアバンギャルド過ぎて、似た作品も思い付かない。それ程に独自でありカルトな作品です。それと同時に、こういう作品でストーリーや設定を説明してもあまり意味がないような気もします。 作品の中に登場するギミックの数々を挙げると、まず、男装の麗人、書き割りの様な背景、影絵の少女達による不可思議な劇中劇など宝塚と前衛舞台劇を折衷したような徹底した幾原本人の趣味が反映されています。ちなみに、幾原自身、アニメ監督には珍しいビジュアル系の方で、金髪イケメンです。(興味ある方はぐぐって画像検索参照してみれば・・・) この作品は最初の企画意図はコアなファンだけを狙ったOVAにするつもりだったそうですので、そういう自由な発想が生かせたのだろうけど、良くスポンサーが付いて、TVアニメに出来たものだぁとある意味感心します。でも考えるに当時はEVAやナデシコなど、前年までTV東京系のオリジナルアニメが立て続けにヒットしていた時期でもあり、その後低迷期に当たって、その枠に一石を投じる機運もあり、スポンサーのサイフの紐も緩かったのかも知れませんね。実際、この作品は劇場公開されるほど当たってはいるんでね。 この作品の雰囲気を見てない人に文章だけで旨く伝えるのは非常に難しいのけれども、嵌る方は非常に嵌れる作品です。アンサイクロペディア的に言えば、中二病患者を増殖させる目的で作られた怪電波。中二病に共振しやすい人物を探り出すためにテレビ東京が企てて送信したのだそうです。w アニメにも作家性は出るんですけれども、これほど強烈に(OVAではなくTVアニメで!)作家性が出せた例は他にないんじゃないでしょうか? 悪く言えば好き勝手に作っているわけですが・・・w まずは、だまされたと思ってとりあえず見ることをおすすめします。その後で「だまされた~!」と思うか、「はめられた~!」と思うかは……あなた次第です!ww あらすじ: 幼い頃に助けてくれた王子様に憧れ、王子様になりたいと願うようになった少女・天上ウテナは、入学した鳳学園で「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会う。エンゲージした者に「永遠」に至る「世界を革命する力」を与えるという「薔薇の花嫁」をかけて戦い続ける生徒会役員(デュエリスト)たちは、ウテナがかつて王子様から貰った指輪と同じ「薔薇の刻印」と呼ばれる指輪を持っていた。ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれ、その背後にある「世界の果て」へと迫っていく…。 1〜13話が生徒会編、14〜23話が黒薔薇編、24〜33話が鳳暁生編、34〜39話が黙示録編。 |
05.03.17:28
・・・と言うわけで、しっかりがっつり見て来ました、最終章。GANTZのね。まぁ、いきなり感想から言うと、この手の自己犠牲的な作品が最近つとに多いなぁ、と感じるわけ。 理不尽に人が死んでいく展開はまどか・マギカと被らないでもないけど、コンセプトまで同じ匂いがしました。最終章の映画の展開は漫画版とは全然違うってことなんだけど、原作者の奥先生は全くノータッチなのだそうです。これは本人から返事を戴いたからマチガイナイ。 先頃公開が終わった第一章の方は、主人公の玄野のキャラがどこか嫌味で自己中な感じで描かれていて、どちらかと言うとその友人の加藤がヒーローキャラとして描かれていた。これは原作通りではあるけれども、最終章に向けての布石だったようですね。 今回のガンツでは玄野はまさしくヒーロー然としている。前作の嫌味キャラも無くなっているし人間的に成長したって言う設定なのでしょう、物語の重心をもっと別の視点へシフトさせていた。人間の生き方について・・・みたいなね。 それと最終章では公開ネームがPERFECT ANSWERって題名になっているから、前回から張られていた複線が全部明るみになって、秘密が全部分かる。・・・とかって理解している人も多いようだね。これ、全然違うんで勘違いしないように。他の人の感想なんかを読んでいると、星人の正体が不明のまま、とか複線がそのままで終わって消化不良、題名に偽り有り!とか書いてあったけれども、それ違うからww ではでは、これは一体どういう暗示?PERFECT ANSWERってどういう意味? ・・・ってなると思うんだけども、これは玄野の思いであり、願いだったわけ。 つまり、こうすれば、今までの不幸の連鎖が断ち切れる! ・・・と思って考え出したある作戦があって、その事を最終解決策っていってる訳ですのん♪ これは、まどか・マギカの最終回で、まどかが魔法少女に変わる代償として世界の変革を願ったのと何か似てるね。自分を人柱としてあらゆる不幸の消滅を願ったわけだけれども、それが実際にそうなったかどうかは、やっぱり・・・??っていうのが映画のラストで語られる。 これ以上言うとネタバレになるから、もう控えるけど、玄野が取った最終手段って一体何だったんでしょうね。 それは、最後まで見れば完璧に分かります。 まさにPERFECT ANSWER。w あと、映像面で語るとするならば、地下鉄のバトルシーンかな。ハリウッドに比べて低予算の邦画にしては頑張っていたかもしれない。あくまでも邦画の水準としてはいい方だったと思う。ちなみに同じ日にエンジェルウォーズって言う洋画も見たけど、これと比べるといけないと思った。だってあまりにもレベルが違い過ぎるんだものww さてさて、これで一応映画版GANTZは終了したけれども、あなたならあのラストをどう受け止めますか? ・・・ってそんな大層なモンでもないかwww あらすじ: 死を迎えるその瞬間、黒い謎の球体“GANTZ”に呼ばれた男女たち。幼なじみの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)もまたGANTZに召集され、“星人”という異形の者との戦いを強いられていた。玄野は戦いの中で生き抜くことを選び、加藤は暴力と戦いを否定する。そして、終わりのない戦いの過程で、2人はある選択を迫られる。 日本テレビはこの作品で、デスノートに続く2匹目のドジョウを狙っているようデス・・・ でもソレ、チョット違う気がするのネン。。。 ほなな~♪ |