05.03.21:07
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05.03.17:28
・・・と言うわけで、しっかりがっつり見て来ました、最終章。GANTZのね。まぁ、いきなり感想から言うと、この手の自己犠牲的な作品が最近つとに多いなぁ、と感じるわけ。 理不尽に人が死んでいく展開はまどか・マギカと被らないでもないけど、コンセプトまで同じ匂いがしました。最終章の映画の展開は漫画版とは全然違うってことなんだけど、原作者の奥先生は全くノータッチなのだそうです。これは本人から返事を戴いたからマチガイナイ。 先頃公開が終わった第一章の方は、主人公の玄野のキャラがどこか嫌味で自己中な感じで描かれていて、どちらかと言うとその友人の加藤がヒーローキャラとして描かれていた。これは原作通りではあるけれども、最終章に向けての布石だったようですね。 今回のガンツでは玄野はまさしくヒーロー然としている。前作の嫌味キャラも無くなっているし人間的に成長したって言う設定なのでしょう、物語の重心をもっと別の視点へシフトさせていた。人間の生き方について・・・みたいなね。 それと最終章では公開ネームがPERFECT ANSWERって題名になっているから、前回から張られていた複線が全部明るみになって、秘密が全部分かる。・・・とかって理解している人も多いようだね。これ、全然違うんで勘違いしないように。他の人の感想なんかを読んでいると、星人の正体が不明のまま、とか複線がそのままで終わって消化不良、題名に偽り有り!とか書いてあったけれども、それ違うからww ではでは、これは一体どういう暗示?PERFECT ANSWERってどういう意味? ・・・ってなると思うんだけども、これは玄野の思いであり、願いだったわけ。 つまり、こうすれば、今までの不幸の連鎖が断ち切れる! ・・・と思って考え出したある作戦があって、その事を最終解決策っていってる訳ですのん♪ これは、まどか・マギカの最終回で、まどかが魔法少女に変わる代償として世界の変革を願ったのと何か似てるね。自分を人柱としてあらゆる不幸の消滅を願ったわけだけれども、それが実際にそうなったかどうかは、やっぱり・・・??っていうのが映画のラストで語られる。 これ以上言うとネタバレになるから、もう控えるけど、玄野が取った最終手段って一体何だったんでしょうね。 それは、最後まで見れば完璧に分かります。 まさにPERFECT ANSWER。w あと、映像面で語るとするならば、地下鉄のバトルシーンかな。ハリウッドに比べて低予算の邦画にしては頑張っていたかもしれない。あくまでも邦画の水準としてはいい方だったと思う。ちなみに同じ日にエンジェルウォーズって言う洋画も見たけど、これと比べるといけないと思った。だってあまりにもレベルが違い過ぎるんだものww さてさて、これで一応映画版GANTZは終了したけれども、あなたならあのラストをどう受け止めますか? ・・・ってそんな大層なモンでもないかwww あらすじ: 死を迎えるその瞬間、黒い謎の球体“GANTZ”に呼ばれた男女たち。幼なじみの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)もまたGANTZに召集され、“星人”という異形の者との戦いを強いられていた。玄野は戦いの中で生き抜くことを選び、加藤は暴力と戦いを否定する。そして、終わりのない戦いの過程で、2人はある選択を迫られる。 日本テレビはこの作品で、デスノートに続く2匹目のドジョウを狙っているようデス・・・ でもソレ、チョット違う気がするのネン。。。 ほなな~♪ PR
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