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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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09.14.21:42

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03.31.14:21

化物語はあれほどヒットしたのは理由があると思われる。

imagesCAD8IWMZ.jpgこのアニメを語る前に、まず原作者について触れた方が良いと思うので、まずはそちらから触れたい。この原作者は西尾維新は充分に有名人であるからご存知の方も多いであろうが、若手気鋭の流行作家であることは間違いない。

西尾維新の作風は様々な言葉遊びや掛け言葉を駆使した台詞回しに特徴があり、アニメでもその特徴を如何無く利用していて、製作集団シャフトの本領発揮と言ったところだろう。セリフ回しはこの作品のアニメ演出を語る上で、無視できない。

アニメのヒットによって化物語って名称だけが一人歩きした感はあるが、これはシリーズ作品の一部に過ぎず、傷物語とか、偽物語とか一連の作品群があり、どれもそこそこのセールスを記録しおり、刀語は別途アニメにもなっている。

おおすじは主人公の阿良々木暦と彼と出会った怪異と関わりを持つ少女たちが不思議な事件を解決していくストーリーで、一人のヒロインごとに一つのプロットを構成している。そして、各話を彩るヒロイン達の名前も、ふざけているのか真剣なのか、作者の意地というか拘りがあり、逆に覚え難い感じがあるノシ。

主人公の阿良々木暦と5人のヒロインが織りなす会話劇は、とてもユーモアに溢れ、ウィットに富んでいて素晴らしいが、その会話の至る所に物語の伏線が張られているのだから面白い構成だ。さらに、「間」の使い方が独特の世界観をかもし出している。

会話劇が主であるため、台詞量が膨大になり、キャラクターの心理描写を一瞬のテロップ、間だけで表現せざろ負えないのだろうが、そのタイミングたるや絶妙。一瞬も目が離せない。遊び心にも溢れ、私達の想像力を掻き立ててくれる。この膨大な会話をあえて織り込む手法は最近では「ソーシャルネットワーク」でデヴィトフィンチャーが積極的に多用して話題になったが、そういう意味ではハリウッドに先駆けた先見性があるのかもしれない。

そして、独特の世界観を引き立たせるためにか一話に出てくる登場人物が少なく、通行人すらでてこないという徹底した手抜き、もとい・・・演出や、静止画や文字を多用した部分もこの作品特有の空気を作り出すことに成功していると言える。

個人的に一番こころに残るシーンはやっぱり、第13話のラストかなぁ・・・。
暦とひたぎが二人仰向けに寝転んで、夜空を見上げて会話する例のシーンでゲス。

あらすじ:
高校3年生の少年・阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんな事から2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。なんと彼女には、およそ体重と呼べるものが殆ど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだと言う。

ほなな~♪

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03.29.06:11

俺の妹がこんなにかわいいわけがない!!

077079a2.jpegいまさら取り上げる作品でもないかもしれないけれども、恐らく昨年最大の話題作の一本であるのだろうね。まぁ、良くある妹萌えのタイトルではあるのだけれども、兄弟関係の設定にリアリティ(?)を持たせている部分が成功のポイントなのかしらん。

実際の兄弟関係で兄が妹にhshsしていればやっぱ普通ありえないだろうし。。。だからそこを当たり前の距離感で描いただけなのだけれども、アニメの設定としては帰って斬新に映っちゃった感はあるように思う。

あとは、オタクに対する世間の偏見をテーマにおいており、そこも珍しいと言えば珍しい。そしてそれを気にする妹、桐乃のツンデレぶりは理不尽だけれども少し可愛く見えたりもするのです。例の条例騒ぎもこの作品が目立つには随分な燃料投下ではありましたがねw

これを製作しているAICってスタジオはホントに立て続けにスマッシュヒットを出してるよなぁ・・・
この俺妹の前も「ストライクウイッチーズ」や「アマガミSS」、「迷い猫オーバーラン」そして「そらのおとしもの」「おおかみかくし」。これ全部去年のだしね。キラーコンテンツの宝庫ヤン。私個人はおととしの「喰霊zero」を強く気に入ってるんですけども。。。

さてさて、このAICって会社、去年パチンコメーカーのOIZUMIに買収されて巷では話題になったりしたんだよね、実は。その価格が確か4億円程度だった・・・と思う。けど、これはAICのコンテンツやソフトパワー見れば逗分安い買い物だなぁとは思ったンだけど、ストライクウイッチーズがパチンコになるのもありかしらん。とかチョト期待してました。。。

けれども、先日あっさり手放してましたww・・・しかも6億5千万で!!
何だよ、マネーゲームに使うなよOIZUMIの糞かぁああ!!まぁどうせあんな弱小メーカーにAICのコンテンツは生かしきれんぜよ!

・・・あぁいかんいかん愚痴になってしまった。。。

というわけで、この作品は色々世間を騒がせた訳ですが、一部のキティたちが必死でBPOに抗議していたのは爆笑だったなぁ。曰く、JCがエロゲを好む設定は健全育成に反するからアニメ放送を中止させろだそうですw

相手にされる訳無いだろうにw謹慎厨みたいなアホは何処にでもいるもんですなぁ。
まぁ、すごく程度の悪い純潔主義者なんだろうけど、オウムみたいな気持ち悪い奴らって未だににいるんですね。でもイメージだけで作品自体は全く見てないのはバレバレなんですけどww

ちなみに、この作品テーマはそんなんですが、内容は一切エロ表現的なものはありません。第一全くイヤらしくはありませんからw逆にそこを期待してこの作品を見るとがっかりしますからぁ・・・・そのつもりで!!そういう人はクエィサーでも見て下さい!キリッ

そしてそして、なう、

いま、ニコ動で新作第13話を見てみたけども、やっぱり面白いね。
でも予約数2万2千はワロタw
多過ぎやろ・・・w

で-----------、そんなこんなで結局また、作品の内容に触れることなく解説を終えてしまったとさ。・・・orz

あらすじ:
俺の妹・高坂桐乃は、茶髪にピアスのいわゆるイマドキの女子中学生で、身内の俺が言うのもなんだが、かなりの美人ときたもんだ。けれど、コイツは兄の俺を平気で見下してくるし、俺もそんな態度が気にくわないので、ここ数年まともに口なんか交わしちゃいない。よく男友達からは羨ましがられるが、キレイな妹がいても、いいことなんて一つもないと声を大にして言いたいね(少なくとも俺にとっては)!だが俺はある日、妹の秘密に関わる超特大の地雷を踏んでしまう。まさかあの妹から“人生相談”をされる羽目になるとは―。

ほなな~♪

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03.28.05:01

POP CHASERと言う迷作を知ってるかい?

0.jpg絶滅危惧種の中にエロアニメというジャンルがあります。成人指定のアニメーションで世界で作っているのは恐らく日本だけ。欧米市場では主にhentaiという呼ばれ方をしているようですね。

でも、最近は全く売れない為に制作費が捻出出来ず、作品の質の低下→更に売れなくなる。・・・と言う負のスパイラルに嵌ってしまって、すっかり斜陽となってしまいました。まぁ、有名クリエイターが手掛ければそれなりには売れるようなんですけどね。。。

さてさて、そんなエロアニメなんですが、その黎明期にあって爆発的にヒットしたシリーズがありました。そのブランド名は「くろぃむレモン」。当時、ビデオが世の中に普及し始めたばかりの頃で、いわゆるVHSのオリジナルタイトルの作品が沢山作られました。TVや映画では流さないビデオ専門の作品ですね。この「くりぃむレモン」シリーズはその中でも群を抜いて売れてたんです。

オリコンチャートのビデオセールスではかの有名な「we are the world」のPVを抑えて1位になったりもしていました。まさしく音楽はおにゃんこ、ビデオはくりぃむレモンって時期が極短い期間ではありますが、存在したんですよ。

人気があった理由はもちろんTVアニメ並みに作りこまれたクオリティや設定なんですけど、そこは当時まだまだ無名だったクリエイター達に多くのチャンスを与えた場でもあったんですねぇ。。。

もっと話を昔に振り返って、かって日活と言う会社がさかんに映画を作れている頃、低予算でエロ映画を量産している時期がりました。

いわゆる「日活ロマンポルノ」シリーズですが、基本的はかなり駄作ばかりです。しかし、結果的には若手の監督に作品を作るきっかけを与える事となり、偶に光る作品を排出する事になるのです。

ロマンポルノで監督デビューした有名映画監督、けっこういます。。。

ちょっと思い浮かぶ所で言いますと、根岸吉太郎、滝田洋二、金子修介、村川 透、林功、藤田敏八、高橋判明、森田芳光、相米真二、石井隆・・・(きりないのでこの辺で)・・・・・・・・・・・・などがいますね。

エロ作品は制約が少なく一定の客層が見込めますから製作サイドとして無理が出来るというか冒険が出来るんです。だから実験的な作品も作れるし、若手の実績のない人間に対してもチャンスを与える事がある。そもそも有名監督はロマンポルノの監督なんか引き受けてくれませんから!!という訳で、日活ロマンポルノは映画監督の登竜門となりえた訳ですが、「くりいぃむレモン」と言うシリーズも同じような役割を果たした。

・・・という事が言いたかった訳ですよ。(前振り長過ぎやろ!)

そういう観点から見て語るべきタイトルがシリーズ第4段のポップチェイサーと言うわけです。くわしく言わないけどキャプ画面見ればもう判るでしょ。ひらがなで「あんのひであき」って書いてある。

そして、この作品にはあと、西島克彦、もりやまゆうじ、摩砂雪、佐野浩敏、毛利和昭などが参加しており、当時すでに有名だった土器手氏まで参加するほどの超豪華キャスト。作画もしっかり土器手絵になってます。これは「GU-GUガンモ」のスタッフが使われているからなんですねぇ。ガイナックスとGUGUガンモのスタッフ豪華競演となっているわけであります。結果的にですけど。。。8888888。

もちろん、みんな当時はまるで無名でした。。。

作品の完成度はもちろんそれなりに高いですよ。
但し30分しかないから、物語の奥行きとかは期待しないで欲しいでゲス。。。

あらすじ:
とある宇宙とある惑星系のとある星のとある荒野。そこに用心棒の女性ハンター現れるところから物語は始まる。やがてハチャメメチャ、スラップスティックな展開へと至り収拾の付かないことに・・・

ほなな~♪

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