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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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11.21.07:49

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03.24.22:09

「生き物の記録」について語って見る。

3654097.jpg唐突に古い映画を取り上げて見る。まぁ、理由はそんなにないけれども、原発事故で大騒ぎになってるご時勢だから、反核がテーマのこの映画がタイムリーだと思った・・・ということにしておこうか。

さて、これは巨匠黒澤明の作品ではあるんですが、結構異色な作品になるとは思う。題名だけからすると何かアフリカの動物の生態を描いたみたいですけど、皮肉を込めてこんなタイトルにしたんかな。。。。作中では三船敏郎が核の恐怖におびえる老人を演じています。「生き物」とはこの老人を観察眼的に表現しているようですね。

さて、これは当時としてはかなり大胆かつ実験的だったと思え、興行的には決して成功はしていないんですが、これを見て触発されて映画監督を目指した人沢山ますね。大沢渚さんなんかもその一人だそうです。

当時の黒澤作品は娯楽対策やアクションのイメージも強かったようですから、かなり奇異に映ったことでしょう。

この映画黒澤作品としては、完全に無名です。全く知らない人も多いんじゃないかな。
されど巨匠の作品はやっぱり傑作なってしまう。そして、三船敏郎の老けメイクと迫真の演技。ちなみに当時35歳。スゴイです。

黒澤映画ってのは反戦、反核のテーマが多いのだけれども、そのメッセージ性はこの映画が一番強く出てますね。

娯楽作品や人間模様の機微を期待してこの映画を見るのはやめた方が良いよ。これはかなりの鬱映画で、全くすっきり終わってくれません。かなりダークで救いようの無いラストで締めくくられています。

同じく老人が主人公の映画で「生きる」と言う感動系の大品がありますが、同じ黒澤作品でもこれらの映画は物凄く対極に位置する作品です。この作品「生き物の記録」はいわゆる感動大作ではないんです。

多分、日本映画で一番最初の鬱映画と言ってもいいかもしれんのねん。とにかく切ないラストです。

あらすじ:
町工場を経営する老人、中島喜一は、原水爆とその放射能に対して強い恐怖を抱くようになった。財産をすべて処分し、一族を連れて安全なブラジルへ移住しようと奔走するが、家族は彼の突拍子もない言動について行けず、裁判所に訴え出る。周囲の理解を得られない喜一は次第に追い詰められ・・・。

ほなな~♪

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