05.03.21:01
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03.09.13:31
内容、演出、言いたい事は色々あるけれど、ここいらへんも某作品と同様、かなり期待せずに見に行ったもんで、意外によく出来ていたという印象が残った。 舞台が完全に昭和だから、そのセットには結構気を使っていた。 また、BGMにハモニカを多用し、当時の雰囲気やアニメの方法を踏襲していた様に思う。ただ、この作品に関して言えば、アニメの方は現代劇であって、別にSFとかファンタジーでは無いわけだから映像化はし易かったのではないか? そして、実写で一番大事なのは配役である。 作品のキャライメージが強ければ、やっぱりどの役を誰が演じるかが重要だし、結果どうだったかが気になる所でもあろう。 ここはあえて、独断と偏見に基づいて私なりに寸評してみた・・・。 段平=香川照之 これは彼の役者根性を見せ付けられましたね。おやじメイクで頭を添って、大熱演でした。しかも結構原作イメージを壊すことも無く、外見だけでなく身振りそぶりまで段平が乗り移っていたと言ってもいい。ロバートデニーロも真っ青の役者魂です。とても東大卒に見えませんでしたww芸能人2世の汚名返上です。 洋子=香里奈 彼女は綺麗だし、高貴な雰囲気も持っているから、まぁこんなもんですね。違和感は比較的少なかった。 矢吹丈=山P 主役なのに一番違和感があった。役者ありきのキャスティングが見え見え。まぁこんなもんか。それほど酷くは無かったけど、段平と力石のキャスティングが良すぎた為に主役の彼が萎んじゃった感があります。 力石徹=伊勢谷友介 これはガチでしたね。この役者さん実はあんまり知らなかったのだけれど、この力石役は天分に見えたね。原作に顔が似ている訳では無いのだけれど、雰囲気が良く出ていたし力石以上の力石だったね。もっと言うと彼の力石のお陰でこの映画の価値が何倍にも上がったと思う。ホント大絶賛に値するね。 この映画の価値は香川照之と伊勢谷友介で支えられていると言う結論なのだけれど、ヤマトよりは全然評価出来る作品でした。思い入れがあるコアなファンが見ても良いんでないかい? 監督は「ピンポン」を取った曽利文彦さんですが、とりあえずごくろうさんダネ。 あ、言っとくけど、山Pが酷い訳ではは無いよ。 脇の役者さんが良すぎて、彼がかすんじゃっただけだから。。。念の為。 あと最後に一言。突っ込み何処は満載でした。モキュ!! あらすじ: 東京の下町で捨て鉢な生活を送る矢吹丈(山下智久)は、元ボクサーの丹下段平(香川照之)にボクサーとしてのセンスを見いだされるも、問題を起こして少年院へ入ることに。丈はそこでプロボクサーの力石(伊勢谷友介)と運命の出会いを果たし、やがて少年院を出た彼らは良きライバルとしてボクサーとしての実力を磨いていく。 ほなな~♪ PR
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