05.03.10:28
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05.07.12:16
かって2006年の最初のブレイク時はガンダム、エヴァに続く、ビックタイトルを予感させる程の持り上がりで、雑誌マスコミも盛んにその様な煽り方を繰り返していました。また、深夜U局のアニメ放送を拡大させる切っ掛けにもなったエポックメイキングな作品にもなりました。コンテンツさえしっかりしていれば、放送枠は関係ないことを図らずしも証明してしまった訳です。 今世紀最大のコンテンツにもなりえた涼宮ハルヒシリーズですが、先ほども言ったようにエンンドレスエイトの超絶的不評がこの作品を普通のヒット作に押し下げてしまった感は否めません。プランとしては意外と画期的だったかも知れないないけれども、世間は受け入れてくれなかったんですね。全く同じプロットのストーリーを演出変えて8回繰り返すのはやっぱり無理があったんですよね。ケンカ退社した山本寛も皮肉交じりに批判してましたからねぇ。 さてさて、ハルヒシリーズのメインヒロインはハルヒ自身かも知れませんけど、一番人気は当然長門です。言うまでもありませんし、説明も不要ですね。いまや綾波レイに取って代わってヒロインの代名詞である彼女ですけれども、今回の映画版の主役は彼女です。 涼宮ハルヒの消失、企画段階ではTVでやるつもりだったようですが、結局は劇場公開となり、TVシリーズでは笹の葉ラプソディでネタフリをするに留まりました。で、そのせいか2時間40分という長尺のタイトルになったわけですが、京都アニメーションの映像表現とあわせて、非常に完成度の高い映画になってます。長さは全然感じさせませんね。 内容としては世界の改変をテーマに扱ったものなので、最近結構有りがちな題材ではありますが、そこは涼宮ハルヒシリーズですからそんじょそこらの作品と同じ筈がありません。普段感情を表に出さない長門の秘められた内面をストーリーに主軸においた内容ですから長門萌えにはもう、たまらないですね。 ネタバレになるので、あまり細かい構成やプロットを話すのは避けようとも思うけれども、見所は一番評判が良い長門の七変化でしょうね。何てたっていつもの無表情な長門だけでなく、萌えキャラの長門も楽しめますから!! 涼宮ハルヒの消失が劇場版で公開されて良かたんでしょうねぇ。 テレビみたいな制約を受けずに済んだわけっすから。 テレビで『涼宮ハルヒの溜息』を見た人は、妙なぶつ切り感を感じたかと思います。あれは「原作を55ページごとに区切ってアニメ化」という妙な試みをやっていた為だから、らしいですが、そんなきっちり話を区切られるわけないし、消失をテレビアニメにした場合、4話~5話構成で駆け足になった可能性が高かったですね。 あらすじ: クリスマスまであと少しとなった冬のある日、いつものように登校したキョンは、普段と違うことに気付く。何と後ろの席に座っているハルヒがいなかったのだ。しかもその席には以前キョンを殺そうとし、長門に返り討ちにあった朝倉が座っていて……。 ほなな~♪ PR
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