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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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09.15.09:11

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04.11.11:49

ドロロンえん魔くんには歴史があるんでヤンス!!

B00009YNIM.jpgこんどこの作品がリメイクされるとの情報を聞き付けたので、つい懐かしくなりテーマに選んで見ました。。。この作品も何度となくヘビロテで再放送されてますから、30歳前後の方々には非常に懐かしい作品かも知れませんね。

永井豪の作品はエロからロボットものなどかなり幅広くアニメタイトルになっておりますが、その中でもけっこう異色な方だと思います。

妖怪もののアニメと言うと、どうしても大御所「ゲゲゲの鬼太郎」を無視することはできません。特撮番組を作る際に、いかに「ウルトラマン」と「仮面ライダー」を越えるかがポイントになるのと同様でしょうね。そうです。いかに鬼太郎を越えるか、鬼太郎と違うものを作るかがポイントとなるのです。

だが、この作品は驚くべきことに設定上は鬼太郎とさほど差別化を図ろうとはしていない。それどころか、鬼太郎にわざと似せていると見受けられる部分が多々ある。ガチのタイマン作品なのでしょうwww

主人公は少年(声:野沢雅子!)眉毛(髪の毛)で妖怪を探知し、変幻自在の妖怪マント(ちゃんちゃんこ)とステッキ(リモコン下駄)で妖怪と戦う。主人公には常に博識のシャポー(目玉親父)が付き添い、他にも何人か仲間がいる。だが、敵にも味方にもなるダラキュラ(ねずみ男)なんてのもいる。

でもでもそこは個性の強い永井作品。作品を見る限りにおいては全くその類似性に気付くことはありません。これだけ見れば絶対、鬼太郎を連想する事すらありません。それほど独自の世界観を作り上げています。

しかし何より注目すべきは雪ちゃんこと雪子姫。彼女目当てにこの番組を見ていた人は多いに違ありません。まずは何と言ってもそのコスチューム。雪女だからお約束で白い和服、しかしそれがミニスカート状になってるってんだから。肌を完全に隠してしまう日本伝統の和服をこんな風に切り刻んでしまうなんて、なんか伝統への冒涜って感じで、背徳的エロティシズムを感じたもんですよ。

まあこの格好っていうのは多分、和服を着せるのはいいけど活動性が悪くなるので、活発なキャラであることをアピールするためにもこうした、てところだろうけど。しかしこのスタイルを考案したのは、実に偉いとしか言いようがないねwww
 
そして、当時のタイトルとしてはサービスカットも結構あったりもするヨン♪・・・雪ちゃんのおかげで性に目覚めたという良い子の男の子はたくさんいるんじゃなかろうかwwwwwww下品な奴だと軽蔑するならするといい。だが、私と同じ思いで子供時代を過ごした人は必ずいるはずだ。そんな人に少しでも共感してもらえれば幸いである。

…などといったことばかり書いていると品性を疑われそうなので、最後は真面目な話。
この作品の出来はどうなのか?個人的にかなり好評価であります。上から目線でも構いません。

一応アニメと同時進行の原作漫画があるものの、この作品はほとんどがアニメオリジナルの話。どうしても原作の呪縛から逃れられなかった鬼太郎のエピソードとは違い、上原正三、辻真先といった脚本家たちが書きたい物を自由に書いています。だから、結構良質のストーリーが目白押しなんですよ。
 
例えば、「妖怪イヨマントの復讐」なんかは救いのない悲しい話で、個人的には一番の傑作と思うんだけど、この話ではえん魔くんの存在に意味はなく、単なる傍観者に過ぎない。つまり、作品の設定に縛られずシナリオライターの方々が結構な自由度でもって力作を残してるってことなんですよ。

古い作品ですけど、BOXも出てるみたいなんで、興味がある方は是非に!・・・と、思います。

また、リメイク版も始まるみたいですから、見比べてみるのもイイかも知れませんね。

あらすじ;
えんまくんは地獄界を仕切る閻魔大王の甥。余りに破天荒な行動の末、大王から人間界に追い出されたが、後に大妖怪ゴーシップの事件で無敵と思われていたゴーシップを倒す手柄を立て、人間に仇なす妖怪を退治する妖怪パトロール隊の隊長に正式に任じられる。

ほなな~♪

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04.10.10:38

千と千尋の神隠しは名作たりえたか・・・!?

20041209cc9729c3.jpgカオナシと夜の電車に乗るシーン。人気のない車内、窓に映る影、流れていく電柱。子供の頃どこかで見た風景を感じじます。そして、派手な「油屋」の存在感。ああ言うのって子供の頃の夢に出てくる建物みたいですよね。

千尋が段々と成長していくたくましさや神々の住まう国を描いていく宮崎ワールドは今回も健在でトトロに通じる物を感じさせます。名前を奪われた千尋と顔のないカオナシ。名前のない者は存在がない。顔のない者は存在を認められていない。どっちも寂しい者同士。この映画は、そういう物が自分を取り戻す作品でもあると思うのです。

さてさて、そんなこんなでカオナシと千尋のシーンのキャプ画を使って見ました。キングブランド・ジブリのタイトルの中でもっともヒットした本作は当然ながら邦画最大のヒット作品でもあり、未だその記録は敗られていません。

でも、不思議なんですよね。この作品はベルリン映画祭やアカデミー賞でそれなりの評価も受け海外での評判もイイ筈なんですけど、日本以外ではあまりヒットしてません。そこだけはどうしても謎なんですけど、なにはともあれ、評判が良くてよござんしたwww

この作品の前に、もののけ姫がジブリにありますけれども、もののけは自然を扱うテーマ性に飛んだ内容で、ちょっとそれまでのジブリとは違う路線を打ち出したものでしたが、一応こっちは原点回帰って色を出してますね。さてさて、これからのジブリはどっちの感じで収斂して行くんでしょうか?

あらすじ:
主人公の荻野千尋は10歳の女の子。気が乗らない引っ越しの最中、不思議の町に迷い込んでしまった。この世界は、神様やお化けが通う温泉街で、働かない人間は消えるか動物になるしかないような、人間が入り込んではいけないところだった。千尋の両親は、そんなことを知らずにおいしそうな料理を食べてしまい、豚に姿を変えられてしまった。

ほなな~♪

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04.09.16:39

フルメタル・パニックふもっふがシリーズ最高傑作なのダ!!

51CFB9GC65L.jpg京都アニメーションと言う会社はまっこと恐ろしき会社にてぇ~。。。その恐ろしきを、いまぁ~かたぁろぉぞぉおおおおおお・・・・ポンポンポンポン。。ぽぽぽぽぉおおおんっつ!!

と言う訳でございましてぇ、え、え?・・・訳のワカラン始め方をしてしまいましたけれども、何が言いたいのかってぇと、オイラは江戸っ子だってねぇ!おうよ!神田の生まれよ!!

京アニによってメンツを潰されたスタジオ数あれど、その最大の被害者(?)は、やっぱ何度も書いてるいますけれども、ゴンゾでは無いかと思うのであります。そして、その象徴的なタイトルがフルメタル・パニックのふもっふだと思うんですよ。まさしくこれは確信犯の悪魔の所業なのでありました。。。

この作品が作られたのは2003年。京アニ初のグロス請け作品でありました。いま思い返せばこれがき京アニ快進撃の始まりであり、京アニブランドの始まりでもあったんですねぇ。もちろんこれは同タイトル「フルメタル・パニック」の第二期であり、完全のギャグ路線に徹した一作目の焼き直しなのであります。

別にな、ゴンゾにはなんの落ち度も無いし、一作目がヒドイ作品ちゃうねんで!!ただただ、今やキングブランドとなった京アニと比べる事になったのが運に付きやった訳やな。後出しジャンケンみたいなもんやからもう逃げることも出けんちゅうこっちゃ!おかげで第三弾のTSRはゴンゾに依頼が行くことはなく、そのまま京アニの制作となってしまいました。。。とさ。

さてさて、このふもっふと言うタイトル。前作と違ってどこがすごかったのでしょうか?

どこがスゴイって表現はテキトーではありませんね。それは個人の志向に左右される部分も大きいですから。つまりは。どこが変わったか?ってぇと、ズバリ本作をみてみましょう!京アニの力量がかい間見えます。

個人的にはこんなに笑えるアニメは他に知らない。。。。

あらすじ:
原作の短編のみをアニメ化。そのためシリアス要素はほとんどない。第一話の次回予告において、かなめは「学園ラブコメ」と表現している。本編が現実の政治、世界情勢を織り込んだシリアス調なだけに、180度違った趣向・演出がなされており、かえって笑いが引き立つ。一部の回では放送時間30分のうち、前後半15分でタイトル名が異なる。アニメーション制作は京都アニメーションが担当している。

ほなな~♪

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