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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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05.12.16:16

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05.08.13:06

コメットさんのアニメ版は意外と侮れない!

4988104014603.jpgコメットさんはかって九重佑三子主演でドラマ化され、大場久美子バージョンでブレイクしたタイトルですね。そして、数年前同じ原作を子供向けにアニメ化された訳ですが、これは簡単に子供向け作品と言えない位にクオリティが高いものでした。大人の鑑賞にも充分楽しめるアニメになっています。

ちなみにこのアニメ版でナレーションを務めているのが、初代コメットさんの九重佑三子さんな訳ですが、これを比較すると時の流れや世代の移り変わりを感じます。コメットさんの声を宛てているのは放映当時アイドルだった前田亜季です。二人は親子以上に年が離れたいたような・・・

この作品が放映された2002年は劇場で「千と千尋の神隠し」が上映された年で、TVでは「おじゃ魔女ドレミ」が当たった時でもありました。悪名高いイベントではありますが、国際アニメフェアでは、コメットさんを含めたこの
3作品が人気投票のベスト3を占めています。

「おじゃ魔女ドレミ」と特に比較され易いこのタイトル、前者が子供が主人公のこともあって、魔法の表現やお話の展開も派手で明るい作風となっているのに対し、後者コメットさんは日常生活を丹念に追う手法が取れれている為、魔法少女物としての派手はありません。でも、それが人間関係に重点をおくヒューマニティな演出となり高年齢の視聴者からも支持される結果に繋がったのだと思われます。

とは言え、作品の後半回では明らかに他局の魔法少女物を意識した派手で稚拙な演出が目立つようになり残念ながら視聴者の支持を得られず、放送打ち切りとなってしまいました。作家性と商業主義に挟まれて沈没してしまったような最後でしたね。やはり、製作者は安易にユーザーに媚びるべきではないと言う典型的な展開です。

あらすじ:
トライアングル星雲にある三つの星国(ほしくに)が集う、お披露目ダンスパーティから逃亡したタンバリン星国の王子を捜すため、ハモニカ星国の王女コメットとカスタネット星国の王女メテオは遙か彼方の星である地球に向かった。王子を探し出す手掛かりは、「瞳に輝きを持つ者」ということ。コメットは、なれない地球で初めて出会った藤吉家の、お手伝いさんとして地球に居候し、王子を探すこととなった。しかし、実は王子探しは地球に行く口実で、母や叔母も行ったという地球を一目みたかったというのが本音であった。

はたして初めて目にした地球には、コメットがまだ知らなかったさまざまな輝きをもつ者に満ち溢れていた。それは、夢の世界が身近に存在する子供たち、夢や希望に向かって努力する若者たち、自らの夢を見つけ、夢や希望に向かう子供や若者を時には支え、時に厳しく鍛える大人たち、そして昔の夢を大切にしている老人たち、それぞれが放つ輝きだった。コメットはそんな者たちの悩みや願いを、星力を使って解決し、あるいは後押しするのであった。コメット自身もまた、ライフセーバーを目指すケースケ、ストリートミュージシャンがらヒットダムに駆けあがるイマシュンとの出会いを経て、夢を追う一人の少女として、ときめき、悩む日々の中で、輝きを放つのであった。

ほなな~♪

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05.07.12:16

涼宮ハルヒの消失・ザ・ムービー

2009_12190004.jpg公開まで結構な紆余曲折があった同タイトルでしたが、やったとの事で映画公開まで漕ぎ着けたって感じの上映風景だったですね。エンドレスエイトの呪いは未だ冷めやらずでした。それでも盛り上がりはスゴイものがありましたね。

かって2006年の最初のブレイク時はガンダム、エヴァに続く、ビックタイトルを予感させる程の持り上がりで、雑誌マスコミも盛んにその様な煽り方を繰り返していました。また、深夜U局のアニメ放送を拡大させる切っ掛けにもなったエポックメイキングな作品にもなりました。コンテンツさえしっかりしていれば、放送枠は関係ないことを図らずしも証明してしまった訳です。

今世紀最大のコンテンツにもなりえた涼宮ハルヒシリーズですが、先ほども言ったようにエンンドレスエイトの超絶的不評がこの作品を普通のヒット作に押し下げてしまった感は否めません。プランとしては意外と画期的だったかも知れないないけれども、世間は受け入れてくれなかったんですね。全く同じプロットのストーリーを演出変えて8回繰り返すのはやっぱり無理があったんですよね。ケンカ退社した山本寛も皮肉交じりに批判してましたからねぇ。

さてさて、ハルヒシリーズのメインヒロインはハルヒ自身かも知れませんけど、一番人気は当然長門です。言うまでもありませんし、説明も不要ですね。いまや綾波レイに取って代わってヒロインの代名詞である彼女ですけれども、今回の映画版の主役は彼女です。

涼宮ハルヒの消失、企画段階ではTVでやるつもりだったようですが、結局は劇場公開となり、TVシリーズでは笹の葉ラプソディでネタフリをするに留まりました。で、そのせいか2時間40分という長尺のタイトルになったわけですが、京都アニメーションの映像表現とあわせて、非常に完成度の高い映画になってます。長さは全然感じさせませんね。

内容としては世界の改変をテーマに扱ったものなので、最近結構有りがちな題材ではありますが、そこは涼宮ハルヒシリーズですからそんじょそこらの作品と同じ筈がありません。普段感情を表に出さない長門の秘められた内面をストーリーに主軸においた内容ですから長門萌えにはもう、たまらないですね。

ネタバレになるので、あまり細かい構成やプロットを話すのは避けようとも思うけれども、見所は一番評判が良い長門の七変化でしょうね。何てたっていつもの無表情な長門だけでなく、萌えキャラの長門も楽しめますから!!

涼宮ハルヒの消失が劇場版で公開されて良かたんでしょうねぇ。
テレビみたいな制約を受けずに済んだわけっすから。

テレビで『涼宮ハルヒの溜息』を見た人は、妙なぶつ切り感を感じたかと思います。あれは「原作を55ページごとに区切ってアニメ化」という妙な試みをやっていた為だから、らしいですが、そんなきっちり話を区切られるわけないし、消失をテレビアニメにした場合、4話~5話構成で駆け足になった可能性が高かったですね。

あらすじ:
クリスマスまであと少しとなった冬のある日、いつものように登校したキョンは、普段と違うことに気付く。何と後ろの席に座っているハルヒがいなかったのだ。しかもその席には以前キョンを殺そうとし、長門に返り討ちにあった朝倉が座っていて……。

ほなな~♪

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05.06.11:30

現代ホラーの原点はキャリーにあり・・・!?

20090504_646430.jpgホラー映画にはモダンホラーって言うジャンルがあって、スプラッタームービーと言われる物がまた別ジャンルで台頭しているってことにはなっている。簡単に言えばモダンホラーは心理描写を演出の中心としたヒトの内面の恐怖を描いたホラーでヒッチコックのサイコとかが代表作になる。

そして、スプラッターって何ぞ?ってぇと、これは・・・血しぶきプギャー!・・・て言う、とっても分かり易いジャンル。例えば「13日の金曜日」とかね。エルム街の悪夢でもいいし。

さてさて、翻って、このキャリーって言う映画。分類としては、スプラッターであり、モダンホラーの原点となった作品でもあります。原作はスティーブン・キング。

舞台はとある田舎のミッション系ハイスクール。主人公のキャリーは同級生から激烈ないじめに会ってしまう。
しかし、イジメの過程でその怨念が彼女に超能力(?)を覚醒させ、やがてその力で親や同級生を惨殺してしまう。。。

・・・・って言う、まぁ、文章で書くとドンデモストーリーになってしまうんですが、監督のブライアン・デ・パルマはこの作品で一気に大監督になってしまいました。

この映画は歴史的な作品として語られる事が多く、この後に作られた全てのカルトホラーは大なり小なりこの映画の影響を受けていると言ってもいい。同時期に公開された「エクソシスト」と演出面やプロットの方法などで比較されることも多いしね。

実は公開当時、前評判はほとんどゼロに近かかったんだけれども、公開後に口コミで一気に大ヒットに繋がったんだよ。多分いまはTVでは相当編集を加えたツマンナイ奴しか放映出来んでしょうね。それ程過激な描写でした。以前はゴールデンタイムにそのまま流してたりしたんだけどね。

とは言え(初見だったら結構面白いかもしれんけど)いま見たらいささか陳腐になっている可能性はある。何故ならば、この映画を真似して作られたホラー映画があまりにも氾濫している為、何らかのホラー映画を見た人がこの映画を見ても、既視感しか感じない可能性があるからねぇ。

逆に言うと、それ程に偉大な作品でもある訳なんだよ。実を言うとね。。。

ラストシーンにはあっとドンデン返しのシーンが付いてるけれども、これもやたらと真似された感はありますね。でもネタバレになるから一応内緒ってぇことで!!

あらすじ:
ユーイン・ハイスクールに通う女子高生・キャリーは、気弱な内気な性格と冴えない容姿から、いつもクラスメイトたちからいじめを受けていた。ある日の体育の授業後、彼女はシャワーを浴びている最中に初潮を経験する。熱狂的なキリスト教信者である母・マーガレットからは月経についての話を何も聞かされていなかった彼女はパニックを起こす。それを見たクラスメイトたちはキャリーをはやし立て、ナプキンを彼女に投げつける。その場は担任の女性体育教師・デジャルダンによって収拾がつけられた。後日、デジャルダンはキャリーをいじめたクラスメイトたちを体育館に呼び出し、「プロムパーティーの参加禁止、それが嫌なら毎日居残りで体育授業」と言う課題を突きつける。渋々同意する彼女たちだったが、その中の一人であるクリスは過酷な授業に耐えかね逃げ出してしまう。

その後、キャリーをいじめた罪滅ぼしとして、スーは恋人であるトミーに、キャリーをプロムパーティーに呼び出すように頼む。図書館でトミーの誘いを受けたキャリーは、からかわれたと思い込み逃げ去ってしまう。トミーはめげずにキャリーの家まで訪ね、彼女をパーティーに誘う。怯えながらもキャリーは遂にトミーの誘いを受ける。

一方、キャリーのせいで自分がパーティーに出られないと逆恨みするクリスは、恋人のビリーと共に恐ろしい悪戯を計画する。彼らは養豚場で豚を撲殺し、その血を抜き取って立ち去った。

プロムパーティー当日。母親の反対を押し切り、自作のドレスでやってきたキャリー。喜びと不安の気持ちが入り混じる彼女を、トミーは優しく励ます。自分に自信を持ったキャリーとトミーは、パーティーのベストカップルに選ばれた。今までに無い幸せを感じながら、ゆっくりとステージ上に上る二人。この栄光の瞬間をクリスは待っていた。天井に吊るされたバケツから大量の血がキャリーに降り注いだとき、惨事が起きた。キャリーはその秘められた超能力を解放、プロムに参加していた少年少女と教師の大多数を殺害し、街に破壊と恐怖をもたらす。自宅に戻り、キャリーを“汚れた娘”として罰しようとしたマーガレットを惨殺した後、自分もろとも家屋を崩壊させた。そして・・・

ほなな~♪

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