05.03.20:53
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04.23.19:29
そしてぇ、見たよ見たよ、録画したのをね。いま視聴終わりました。これは震災直後はやっぱり放映し難いだろうね。公開がここまで遅れたのはしょうがないとは思う。現実の世界でワルプルギスの夜みたいな大震災が起こっちゃたんだもんね。。。 素直に見た感想を言うと、良かった、面白かったYO!って感じ。けっこう前半に風呂敷を広げた展開だったからちゃんと畳めるのかなぁ~?って部分も正直感じていたけど、ちゃんと畳んであって見事に物語は完結していた。すっきり終わらせているだけでもEVAよりは見易い作品になっているんじゃ無いかしらん。 言いたいことは沢山ある。実際。。。でも全部は言い切れるもんじゃない。・・・けれども、とにかく色んな作品が見ていて浮かんだよ。んで、最初に浮かんだのはやっぱり「デビルマン」であったし、魔竜変条なんかだった。世界の改変ってとこは、ラーゼフォンやEVAのようでもあるし、使い古されたそんなストーリー的ギミックの数々を今風に新たに再構築した新鮮さはありましたね。 でもそれはある意味当然だった。スタッフやキャスティングを良く見ると、新人らしき人はあまり見かけず、ベテランのクリエイターの方々で固められています。これは結構確信犯的なユニットの匂いがしますね。新房監督の意図が汲み取れなくも無いです。作画は萌え絵の代表みたいな「陽だまりスケッチ」の蒼樹うめ、脚本は「ファントム」などの陰惨な物語が得意なニトロプラス。この両極端なコラボによるギャップ演出、化学反応を狙ったであろう事は議論を待たないだろう。 実際、ニトロの虚淵 玄(うろぶちげん)は、そのダークストーリーを隠す為に、放映初回の時に「テレビの前の皆様が温かく幸せな気持ちで一杯になってもらえるよう、精一杯頑張ります!」などと小芝居を打っていました。 予告CMの映像も明るい普通の魔法少女ものであるかのような描写に徹していたしなぁ。あーあセコイセコイw スタッフの戦略は見事に効を奏して、3話以降のハードな展開に世間は過敏に反応し、本年度最大であろうヒット作となった、本タイトル。フェイクプロモーションは喰霊zeroの方法を彷彿とさせたけど、こっちは見事な成功例ともなりましたね。 最終話で自分の命と引き換えに世界の改変を行った、まどか。そして、時間軸の狭間の中でその記憶を受け継ぎ改変されたまどかの世界を守ろうと決めたほむらの決心。そして、消滅して行くしかなかったさやかの儚さ。 なんかこう見て見ると全然ハッピーエンドではないし、バッドエンドでもない。でも感動のラストである事には違いないよね。とりあえずこのエンドは賛否両論にはなるというか、賛否両論でいいんだと思う。 最終話のあらすじ: まどかの願い=魔法少女の結末の改変。 改変前:魔法少女→(絶望)→魔女化してQB(゚д゚)ウマー 改変後:魔法少女→(MPギレ)→魔女化せず消滅。 このようにインキュベーターの生み出した魔法少女システムそのものを改変した。 その結果、生まれてくるはずの魔女は現れず、魔女に殺されたマミや杏子は生き返る。 しかし、魔女にやられたわけではないさやかは、上條のために力を使い尽くして綺麗に消滅するという改変しかできなかった。 また、まどか自身が溜め込んだ絶望は宇宙全体に影響を与えるほどの脅威だったが、全ての魔法少女を絶望から救うという願いを自分にも当てはめることで打ち消した。 まどかと最後の別れを済ませた後、ほむらはまどかによって改変された世界へと戻る。 その世界ではインキュベーターは、少女の絶望を食う存在ではなく、魔女の代わりとして出現するようになった魔獣という存在が落とすコアを食うことで、エントロピーの減少に対応する存在になっていた。ほむらはまどかの意思を継ぐ魔法少女として、彼女が守りたかった世界を守り続ける道を選んだ。 忘れないで always, somewhere, いつも、どこかで someone is fighting for you. 誰かがあなたのために戦っている事を ―As long as you remember her. あなたが彼女を忘れない限り you are not alone. あなたは一人じゃない ほなな~♪ PR
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