05.03.23:45
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05.13.02:12
ざっと挙げて見るだけでも、宇宙エース、マッハGOGOGO、ハクション大魔王などの古典名作があります。そして、その後も勢いは衰える事無く、片翼の虫プロが倒産したのとは対照的にみなしごハッチやいなかっぺ大将、ガッチャマンなど、色んな分野でヒット作を連発し続けたのです。 そして、そのタツノコプロが作った最大のシリーズ物ヒット作は、誰でもご存知のこのタイムボカンシリーズでしょう。・・・そして残念ながらこのシリーズの終了とともに、タツノコプロも段々と日陰のの存在となって行ったのでした。。。。。 そう、そのタツノコプロ隆盛時代の象徴的作品となったタイムボカンシリーズってどんな作品なんでしょうか? 時は1975年。タイムボカンというアニメが始まりました。枠は土曜日の午後6時30分のフジTVで、当時この枠は独占的にタツノコ作品を流していた枠でもありました。アニメの月九みたいなものでしょうか。で、このタイムボカンの成功に気を良くした笹川ひろしがシリーズ化を決定しました。それまでのガッチャマンとかゴワッパー5、てんとう虫の詩は単発の作品群だったわけですね。 さてさて、このシリーズ、年代を超えて何か琴線に触れる作品が一つはある筈なので、あなたにも思い入れがある作品がなんじゃなかろうかしらん? ざっと有名どころを挙げて見ると、ヤッターマン、ゼンダマン、オタスケマン、ヤットデタマン、イッパツマン、イタダキマン・・・などがありますね。こう見てみるとタイムボカンシリーズと言いながら、明らかに基本フォーマットはヤッターマンですよね。むしろタイムボカンのスタイルの方が異端。ヤッターマンシリーズって言った方が明らかに適切やん。 言うまでもなくシリーズ最大のヒット作はヤッターマンとタイムボカンで視聴率としてはタイムボカンのに軍配が上がります。それでもやはり世間的にヤッターマン支持者が多く、つい先日もリメイクされ実写の劇場公開版にはドロンジョの役を深田恭子が演じてその衣装が話題を呼びました。監督は明らかにヤッターマン世代の方がメガホンを取っていた感全開でしたですしねww 親子で話が出来るほどに多作となったこのシリーズですが、基本は全て女性一人と男性2人悪玉トリオと男の子と女の子のカップルヒーローが一話完結形式で丁々発止の遣り取りを繰り広げる形式で、そこは徹底してのワンパターンとマンネリを貫き通しました。そしてそれが受けた理由でもあったんですが、やがてはその人気も終焉を向かえ、タットデタマンが事実上の最終タイトルとなりました。 このシリーズは非常に珍しい記録も持っていて、劇場版においてはシネコンがまだ、世に中に登場する前に東映、東宝のその両方で配給され、最新作の実写版は松竹系で配給されました。つまり、大手3社全てで配給されたと言う非常に珍しい作品で、これはフジテレビとタツノコプロの企業的な繋がりからによるものです。 実はこのシリーズをTVで見ていた人々が、いま制作側の第一線で活躍している人も多く、今後、リメイクや復活版が非常に期待出来る作品群でもあります。 あらすじ: 「三悪(さんあく)」(または「悪玉トリオ」など)は『タイムボカンシリーズ』全作に登場する、主人公たちと敵対するトリオの総称。本シリーズの人気の根源を支える名キャラクターたちである。ヤットデタマンでは人形として商品化されている。小原乃梨子が演じるお色気たっぷりの小悪魔的な性格の女性キャラクターをリーダーとし、彼女に忠誠を誓う、八奈見乗児が演じる小ずるい知能に長けたわりには意外と肝っ玉が小さい頭脳派タイプの男性キャラ、たてかべ和也が演じる頭よりも手が先に出る怪力タイプの男性キャラ、以上の3名で構成される。 ほなな~♪ PR
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