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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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05.26.21:28

ワンサくんはあのプロダクションの最終作品。。。

519sKvHwqLL__SL500_AA300_.jpg日本のアニメ文化がどうしてこれだけ世界的になったかってぇ話、以前した様なした様な気がするんだけども、つまりは手塚治虫と言う人物が居て虫プロと言うアニメスタジオを立ち上げたからだ。と言うあまりにも当たり前なお話です。

この虫プロダクションという会社、最盛期には300人ほど社員が居たみたいだから、結構でかかったんですね。もしかしたら手塚治虫と言う人物。最早歴史上の偉人ではありますが、経営の才能は??だったのかもしれません。

さてさて、キラーコンテンツ盛りだくさんだったにも関わらず早々に倒産してしまった虫プロでありますが、その最後のあだ花となった遺作がこのワンサくんなのであります。しかも、このアニメは最初で最後のミュージカルアニメでもあってかなりディズニーを意識した作風なのです。

ちなみにワンサくんは手塚が三和銀行のマスコットキャラクターとしてデザインした白い犬ですが、このアニメの制作には全く関わっていません。

この作品えお本格的にプロデュースしたのは西崎義展で「海のトリトン」直後の作品。そして、若き日の安彦良和も原画マンとして参加している。ガンダムとヤマトのスタッフがごちゃまぜになってる様ですね。すでにこの頃から西崎氏は手塚との関係に亀裂が生じており、悪名高い存在であったようです。

とは言え、TVアニメのミュージカル仕立てと言うのはかなり斬新だったと思うしいまだにほとんど見掛けはしないけど、そういう実験的な事に取り組もうとするチャレンジ精神は非常に良いと思うね。

そして、この作品、因縁めいたのは虫プロの最後の作品というだけじゃありません。翌年にそのスタッフが立ち上げた会社が企画・制作したオリジナル作品が「宇宙戦艦 ヤマト」だったのです。。。

あらすじ:
主人公のワンサは雑種の野良犬。野良だから両親なんか遠い記憶の中。偶然たどり着いたとある町で幸太という少年に拾われたワンサは、そのまま幸太の家の押し入れに飼われることとなる。町で出会う仲間の犬たちと日常茶飯事的に起こる事件やトラブル、ライバルのネコ一族との縄張り戦争に明け暮れながら、ワンサは結構気楽な生活を堪能していく。いつか母に会える日を夢見ながら・・・・。

物語は全26話、2クール。当時、商業的には失敗に終わっているが色々と後世に見直されている。
第21話まではコミカル路線だったが、第22話以降は生き別れになった母親を訪ね歩くシリアス路線となった。最終回は、探しあてた時にはワンサの母は病気で、看病の甲斐もなくあっけなく死んでしまう。ワンサは一人たくましく生きてゆく決意をして幕が降りる。

ほなな~♪

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