05.03.09:56
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05.27.12:09
今回もダメ押しの歴史物で「グラデュエイター」と同じ流れを組む作品となっております。リドリースコットが得意なのは主にアクションシーンなのだけれども、この映画ではそれが思う存分楽しめます。しかもがっつりCGを使ってね。ブラックレインの時の様に肉弾演出ではありません。 ラッセルクロウは全くの肉体派のロビンフッドを演じていますが、普段耳にするいわゆる世間的イメージ通りのロビンフッドとは違う感じに描かれていますね。シューウッドの森で活躍する義賊のロビンが一般的には有名ですが、この映画に出て来るロビンは、エピソード0の時代の物。つまり、義賊になる前の前日談な訳です。ところで、息子の頭の上のりんごを矢で射抜くシーンが無いと誰か言ってましたけど、それ、ウイリアム・テルだから!おいおいって。しかもロビンフッドはイギルスのお話でウイリアムテルはスイスが舞台だから! ちなみにラッセルクロウ、この映画の為に相当絞り込んだ模様で、レイジングブルの時のロバート・デ・ニーロ真っ青の役者魂との事ですが、詳細は調べてないんで良く判りません。そしてけっこうこの映画を見て時間が経っているんで細かくは思い出せないけども、2時間以上の尺にも関わらず一気に終わった様な印象が残っています。それもこれもリドリースコットの編集センスなのではないかと思ったりする訳であります。 なお、この映画、フランスをかなり悪意的に描いているのに、英国人を紳士風に描いていて、いかにもグレートブリテン根性丸出しの鼻に付く部分もあるんだけど、フランス公開時はどうやったのかしらん。やや気になるところです。 あらすじ: 12世紀末、ロビン(ラッセル・クロウ)は十字軍の兵士としてフランスでの戦闘に加わっていた。ある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に居合わせた彼はその遺言を受け、ロバートの父(マックス・フォン・シドー)に遺品の剣を届けると約束する。やがてノッティンガムの地を踏んだロビンは、ロバートの身代わり役を頼まれ……。 ほなな~♪ PR
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