09.15.01:28
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03.21.14:55
さてさて、この原作はその完成度の高さから、絶賛を博し人気を呼び、一般ゲームにも移植され認知度を高めて行きますが、それを大手資本がほっとく訳もなく、最初は劇場タイトルとしてアニメ化されました。これはこれでね、監督は有名な出崎統。出来は悪くないんよ出来はね。。。 劇場版が作られてから暫くして、TVでもアニメ化されました。製作したのは当時はまだ無名に近かった京都アニメーション。グロス受けとしては「フルメタ ふもっふ」に続いて2作目に当たる筈ですよね。 放送枠はTBSのしかもBSの深夜枠だったんだけれども、僕はリアルタイムでは見てなくて、っていうか存在に気付いて無くて、1年ほど経ってからDVDで一気に12話続けて見ました。ってか途中で止められない位集中した。 絵とかさぁ、極端な萌え演出が最初「しつこいなぁ」とかも思ったんだけど、原作重視の演出だからその辺はしょうがないのかもしれないね。でも途中から逆にそれが内容を一層引き立てる為の仕掛けである事がわかり、気になる事は無くなったよね。 はっきり言えば重い内容だし、主人公がみんな死んじゃうからハッピーエンドでもなんでもないんだけど、やっぱりラストに向かって昇華して畳み掛けるシナリオと場面構成は絶品だと思うよ。監督の石原立也はそういう意味では天才だろうし、ハルヒとは全く違った監督の演出が楽しめる。見比べるのもいいかもしんない。 ところで、ストーリー展開が途中からぶっとんで、波錠しているところもあるのは事実だし、アンチはそこを責めてるみたいだけれど、そもそもフィクションに対してそんな現実的な展開しか許容出来ない連中は、はっきり言って頭おかしいじゃないの?漫画で犯罪を描写したらタイーホ!って言ってるどこぞ知事と脳みそレベルが同じじゃないかしらん?アホ杉でしょwww さてさて、カノンやairで京アニは東映アニメーションの作品を2回続けてリメイクしちゃってる訳でして、そのお陰でTV版カノンはすっかり黒歴史と化し、東映アニメーションの顔は丸潰れになってしまったとさ・・・・ めでたし、めでたし・・・・なのか!? あらすじ: 夏のある日、子供相手の人形芸をしながら一人旅を続ける青年・往人は、ふと立ち寄った海辺の町で観鈴と言う女の子と出会う。それまで他人との関わりを避けてきた往人。だが、観鈴の持つ不思議な魅力に心奪われた彼は、亡くなった実母の妹・晴子とふたりで暮らす彼女の家の納屋に寝泊りしながら、夏休みの宿題を手伝うことになる。夏休みの宿題、それはその町に伝わる“翼人伝説”の調査だった・・・・・。 ほなな~♪ PR
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03.18.20:01
劇中、作品用の専門用語を多用してるとこなんか、結構設定を練るだけでも時間かかたんだろうなぁ。。。 これはアニメーター後藤桂二の初監督作品でもあるんですよね。 彼はやっぱり、「機動戦艦 ナデシコ」のホシノ・ルリの作画で有名だから、一見、監督兼作画の様にも見えますが、このキャラデは門之園 恵美。 彼女は今でこそ、「うたかた」とかも手掛けているから、そこそこ有名だけれども、この作品が出発点になるんかな。多分。 僕は彼女の作画は非常に好きです。ちなみ代アニのご出身でもございます。 そして、この作品のもう一つの特徴は夫婦で作ってるとこですね。 お気付きだとは思いますが、後藤桂二と門之園 恵美はご夫婦です。 そして、きむらひでふみと組んでgmikと言う製作集団を組んでいます。一応は会社みたいですけど。 ほいでほいで、この3人が出会った仕事は「うろつき童子」なのだけれど、この作品はAKIRAと並ぶくらいの大作で北米での評価も高いにもかかわらず、アダルト作品の為、いまは誰も忘れてしまっているんだろうなぁ。。。 この作品の系譜にはこのキディ・グレイドだけじゃなく、「メゾ」や「カイト」、「エルフェン・リート」なども入って来ますが、それは後日の論評で・・・。 実は当時、この作品キディ・グレイド、日本よりもフランスで当たってるんです。ですから、フランスのコスプレイベントとなると必ず、エクレールやリュミエールのレイヤーさんが挙って現れるそうです。日本のコミケじゃあまりメジャーじゃないですけも。。。 キディ・グレイドは全部で2クール分のTVアニメと劇場版3部作で構成されますけど、お好きなタイトルでご堪能めされ。内容についてはネタバレになるので、あえて触れません。 リュミエールの声は平野 綾が当ててるけど、これがデビュー作な~♪ いまより、寧ろ大人っぽい声を出しています。 当時13歳くらいだった筈でし。。。 (動物の声当てはデビューカウント致しません!キリッ) あらすじ: 1年以上前の記憶を無くした主人公の少女・エクレールは、GOTTに所属する受付嬢兼ESメンバーである。 パートナーの少女・リュミエールと共に銀河市民の固有財産と権利を守るべく、GOTT局長エクリプスの命令の元、特殊任務を行っていた。物語が進むに連れ、エクレールは次第に記憶を取り戻すが、それは銀河全体を巻き込む大事件へと繋がっていく。 ほなな~♪ |
03.04.14:52
内容は無難にまとまっている程度の作品で、感動を呼べるほど内容ではありませんが、かといってDISるほど酷くもなく、やっぱり無難ってかんじかなぁ~ とは言え、興行収入は90億を突破していて、昨年の邦画No.1である事には違いはありません。非駿系の作品としてはジブリ内だけでなく、歴代アニメ邦画1位でもあります。 ジブリ以外の会社の作品だったら大騒ぎなんでしょうが、やっぱりジブリブランド本当そこだけは、っぱねぇっす!w 監督はアニメーターの米林宏昌と言う方で、ジブリの社員の方の様ですが、実質的な宮崎駿の後継者と言う訳では無い様です。 しかしながら、あの黒歴史「ゲド戦記」の興行を抜いたわけですから面目躍如ですね。 まぁ、それでもゲドは70億くらい行ってる訳で、どないやねんなって突っ込みたくもなります(汗 ファンレビューなんかをざっと見てみると、ゲド戦記ほどではないにせよ、がっかりしたとか、期待ハズレだとか、ちょっとネガティブな反応が多いですね。 じゃあ、結果的には失敗作なのか?ジブリの黒歴史なのか?・・・と言われれば、そこまで酷くも無いように感じます。個人的にはね。あえて言うと微妙ですね。 物語性に欠けるとか、トトロに原点回帰した雰囲気があるとか、メッセージ性が伝わり難いとかそれなりの論評は色々出来そうですけど、ここは深く掘り下げずに、微妙だけどジブリの作品としては小ツブであるという結果にまとめたいと思う。 あらすじ: 古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。 ほなな~♪ |