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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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04.15.01:15

まりあ†ほりっくに新作がご登場するようで・・・

b53672bf.jpgこれは宣伝ではありませんよ。もちろんアフィも絡んでません。そもそもこんなクソブログ、宣伝する力ねぇしww

では、何故取り上げたかって言うと、とりあえず新房監督の最新作で、シャフトめしウマ状態を観察~っ!!とか思ったからであります。

正直、普段は少女マンガ何ぞホトンド読む事も無く、アニメで見た記憶があるのは・・・えーとぉ、、、エースを狙え!とかベルばら、くらいしか記憶に無いのだけれども、このまりあほりっくは唯一笑えたねぇ。。。パタリロ以来かな。

個人的には、百合設定のストーリーはあんまり興味ないし、それで話が広がるとは思えないんだけれども、この作品はちゃんと奥行きを持ってストーリーが展開して行く。そこは無理を感じることもない。

さて、この番組の最後には結構なつかしい曲が使われているが、ここあえてその点に注目したい。ここで使われているのがYMOの名曲「君に胸キュン」。これは完全に監督である新房のセンスであることは間違いないと思うが、年代的に壷な曲でもあるんでしょうな。これは明らかに絶望先生とかも同じ感覚で選んでいるのが見て取れる。

そんなわけで、おっさん世代視点から、なぜ「まりあ†ほりっく」にYMOの「君に、胸キュン。」が選ばれたのかを、うがった目で考察してみます。

「君に、胸キュン。」は最初から「テクノ歌謡」の名を語り、「はい、ひねくれますよー」というレッテル貼りを自分に施しています。Perfumeが人気あるのに便乗しつつカウンター、というスタンスともとれますね。この独特なはりぼて感は、ちょうど作品の主人公鞠也に当てはまります。鞠也は超絶美形の女装っ子。どこからどう見てもかわいらしい少女なのに、中身はがっちりドSな男子なわけですよ。・・・オカマじゃないのよ。

「こうしたら、お気に召しますか?」という彼の腹黒さと、あまりにも完成した美しさが、YMOがとったスタンスと同じベクトルと考えることもできます。ひいては作者である遠藤海成先生のテクニックにも通じるものがあります。よろしい、じゃあ僕らも乗っちゃうよ?面白い事可愛いこと大好き!・・・ってかwww

そして、かなこの存在がなんともおやじ臭いあたりが面白いのですが、彼女が「分かっていながら振り回される」という鞠也との立ち位置の関係が、非常に「君に胸キュンなんでしょう?」と「ナウい恋愛」をネタにしたYMOのひねくれっぷりと似ています。

・・・・・てな訳で、非常に第二期も期待出来る作品ではありますが、皆さんはSそれともM?w

あらすじ:
男性恐怖症同性愛者(百合趣味)の女子高生・宮前かなこは、運命の相手(女性限定)との出会いを求めて、天の妃女学院附属中学高等学校に編入する。そこで出会ったのは、1年下の祇堂鞠也。その可憐な美少女ぶりに舞い上がるかなこだったが、ひょんな事から鞠也が実は男であることを知ってしまう。しかし、鞠也もまたかなこの百合趣味を見抜き、互いの秘密を握ったまま、かなこは鞠也と、彼に仕えるメイド・汐王寺茉莉花に監視される形で、寮の同室で暮らす破目になる。それは、かなこの波乱に満ちた学園生活の始まりだった。

ほなな~♪

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04.11.11:49

ドロロンえん魔くんには歴史があるんでヤンス!!

B00009YNIM.jpgこんどこの作品がリメイクされるとの情報を聞き付けたので、つい懐かしくなりテーマに選んで見ました。。。この作品も何度となくヘビロテで再放送されてますから、30歳前後の方々には非常に懐かしい作品かも知れませんね。

永井豪の作品はエロからロボットものなどかなり幅広くアニメタイトルになっておりますが、その中でもけっこう異色な方だと思います。

妖怪もののアニメと言うと、どうしても大御所「ゲゲゲの鬼太郎」を無視することはできません。特撮番組を作る際に、いかに「ウルトラマン」と「仮面ライダー」を越えるかがポイントになるのと同様でしょうね。そうです。いかに鬼太郎を越えるか、鬼太郎と違うものを作るかがポイントとなるのです。

だが、この作品は驚くべきことに設定上は鬼太郎とさほど差別化を図ろうとはしていない。それどころか、鬼太郎にわざと似せていると見受けられる部分が多々ある。ガチのタイマン作品なのでしょうwww

主人公は少年(声:野沢雅子!)眉毛(髪の毛)で妖怪を探知し、変幻自在の妖怪マント(ちゃんちゃんこ)とステッキ(リモコン下駄)で妖怪と戦う。主人公には常に博識のシャポー(目玉親父)が付き添い、他にも何人か仲間がいる。だが、敵にも味方にもなるダラキュラ(ねずみ男)なんてのもいる。

でもでもそこは個性の強い永井作品。作品を見る限りにおいては全くその類似性に気付くことはありません。これだけ見れば絶対、鬼太郎を連想する事すらありません。それほど独自の世界観を作り上げています。

しかし何より注目すべきは雪ちゃんこと雪子姫。彼女目当てにこの番組を見ていた人は多いに違ありません。まずは何と言ってもそのコスチューム。雪女だからお約束で白い和服、しかしそれがミニスカート状になってるってんだから。肌を完全に隠してしまう日本伝統の和服をこんな風に切り刻んでしまうなんて、なんか伝統への冒涜って感じで、背徳的エロティシズムを感じたもんですよ。

まあこの格好っていうのは多分、和服を着せるのはいいけど活動性が悪くなるので、活発なキャラであることをアピールするためにもこうした、てところだろうけど。しかしこのスタイルを考案したのは、実に偉いとしか言いようがないねwww
 
そして、当時のタイトルとしてはサービスカットも結構あったりもするヨン♪・・・雪ちゃんのおかげで性に目覚めたという良い子の男の子はたくさんいるんじゃなかろうかwwwwwww下品な奴だと軽蔑するならするといい。だが、私と同じ思いで子供時代を過ごした人は必ずいるはずだ。そんな人に少しでも共感してもらえれば幸いである。

…などといったことばかり書いていると品性を疑われそうなので、最後は真面目な話。
この作品の出来はどうなのか?個人的にかなり好評価であります。上から目線でも構いません。

一応アニメと同時進行の原作漫画があるものの、この作品はほとんどがアニメオリジナルの話。どうしても原作の呪縛から逃れられなかった鬼太郎のエピソードとは違い、上原正三、辻真先といった脚本家たちが書きたい物を自由に書いています。だから、結構良質のストーリーが目白押しなんですよ。
 
例えば、「妖怪イヨマントの復讐」なんかは救いのない悲しい話で、個人的には一番の傑作と思うんだけど、この話ではえん魔くんの存在に意味はなく、単なる傍観者に過ぎない。つまり、作品の設定に縛られずシナリオライターの方々が結構な自由度でもって力作を残してるってことなんですよ。

古い作品ですけど、BOXも出てるみたいなんで、興味がある方は是非に!・・・と、思います。

また、リメイク版も始まるみたいですから、見比べてみるのもイイかも知れませんね。

あらすじ;
えんまくんは地獄界を仕切る閻魔大王の甥。余りに破天荒な行動の末、大王から人間界に追い出されたが、後に大妖怪ゴーシップの事件で無敵と思われていたゴーシップを倒す手柄を立て、人間に仇なす妖怪を退治する妖怪パトロール隊の隊長に正式に任じられる。

ほなな~♪

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04.10.10:38

千と千尋の神隠しは名作たりえたか・・・!?

20041209cc9729c3.jpgカオナシと夜の電車に乗るシーン。人気のない車内、窓に映る影、流れていく電柱。子供の頃どこかで見た風景を感じじます。そして、派手な「油屋」の存在感。ああ言うのって子供の頃の夢に出てくる建物みたいですよね。

千尋が段々と成長していくたくましさや神々の住まう国を描いていく宮崎ワールドは今回も健在でトトロに通じる物を感じさせます。名前を奪われた千尋と顔のないカオナシ。名前のない者は存在がない。顔のない者は存在を認められていない。どっちも寂しい者同士。この映画は、そういう物が自分を取り戻す作品でもあると思うのです。

さてさて、そんなこんなでカオナシと千尋のシーンのキャプ画を使って見ました。キングブランド・ジブリのタイトルの中でもっともヒットした本作は当然ながら邦画最大のヒット作品でもあり、未だその記録は敗られていません。

でも、不思議なんですよね。この作品はベルリン映画祭やアカデミー賞でそれなりの評価も受け海外での評判もイイ筈なんですけど、日本以外ではあまりヒットしてません。そこだけはどうしても謎なんですけど、なにはともあれ、評判が良くてよござんしたwww

この作品の前に、もののけ姫がジブリにありますけれども、もののけは自然を扱うテーマ性に飛んだ内容で、ちょっとそれまでのジブリとは違う路線を打ち出したものでしたが、一応こっちは原点回帰って色を出してますね。さてさて、これからのジブリはどっちの感じで収斂して行くんでしょうか?

あらすじ:
主人公の荻野千尋は10歳の女の子。気が乗らない引っ越しの最中、不思議の町に迷い込んでしまった。この世界は、神様やお化けが通う温泉街で、働かない人間は消えるか動物になるしかないような、人間が入り込んではいけないところだった。千尋の両親は、そんなことを知らずにおいしそうな料理を食べてしまい、豚に姿を変えられてしまった。

ほなな~♪

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