05.12.21:57
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05.02.16:26
監督はナルトでお馴染みの川崎博嗣。だから、映画の雰囲気は多分にナルトっぽかったよ。後から考えると随所にそんなシーンが思い出される。ただ、色んな意味で古くささが目に付く映画。そして原作は子供向けなんだろうけども映画自体は子供が見て楽しい作品かどうか?マークが付く部分もある。 ヒドイのは映画としての全体の纏まり感と脚本のだろうな。特に源雲が麻呂を暗殺まで守った秘密を主人公が普通に質問しただけなのにあっさり吐露してしまうくだりは、いくらなんでもないんじゃない。ストーリーを説明させる為か、映画としての尺のの都合かはワカランけれどもバランス悪いだろww 褒めるべき部分があるとすれば、戦闘シーン。これは実写に負けないほどの迫力物ではあったかなぁ。。。コマの送り方とかカメラアングル。板野サーカス的なセンスは随所に感じられたよ。そこはやっぱりベテラン監督の面目躍如って感じだと思う。。。 あえて、言うと55点くらいの作品。で、赤点は回避出来たくらいに考えてもらうのが良かろうと思う。退屈せずに見るのは困難。しかしながら、往年の東映動画のテイストに浸りたい方にとっては随分なつかしい空気を与えてくれるので、そういうのが好きな稀有な人々限定にてこの映画をオススメする次第である。 あらすじ: 父親を7年前に事故で亡くし、母と2人で暮らす京都の中学生・天童純。ある日の学校帰り、突然現れた謎の魔物に追い掛けられた純は、ある寺に迷い込み、時空を超えて平安の都に連れて行かれてしまう。平安の都では鬼と呼ばれる者たちがさまざまな妖術を使って自然を操り、都の安寧を脅かしているという話を貴族から聞いた純は……。 ほなな~♪ PR
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05.01.15:46
この作品を監督したザックスナイダーは以前の作品としてはガフールの伝説やスリーハンドレットを手掛けていて映像表現には定評がある人物。であるからこのカルト作品も何と言っても売りは映像。2Dで見てもそんんじょそこらの3D映画よりは断然迫力がある。和製のインチキ3D映画は太刀打ち出来んねw そんで、この映画を見て思ったんだが、この映画は日本のポップカルチャーやカウンターカルチャーからの影響が随所に見られるね。作中に於けるイメージシーンで壮絶なバトルシーンが展開されるわけだがそこはもう、無国籍でファンンタジーでアナーキーが支配する世界。わからんけれども監督のイマジネーションと妄想の世界を極限まで映像化したじぇい・・・どうだ。って感じだね。 とにかくその映像世界で笑えるのが、日本テイストが溢れ出している所。それは和と言うことではなく、どちらかと言うとオタク丸出し、秋葉原丸出しの世界である。どっか中国風の寺院が出てきたと思えば、そこでいいきなりバトルスーツと戦ってたりのぶっとび展開や、どっかのバトルゲームやネトゲで見たようなシーンが幾つも登場する。そもそもヒロインのかっこうがヘソ出しのセーラー服コスで、あきばすぐるだろwww また、明にドイツ戦線を意識したような世界や土星の衛星タイタンと思しき世界で、日本のアニメに良くありがちなシチュがあり、メカが暴れ回る。オリジナル溢れる世界観と言うよりも、外国人のアニメオタが自分の好きな様にあらゆる作品をくっつけてガジェットを作り上げてしまった様にしか見えませんwwキリ! 監督曰く、マシンガンを持った不思議な国のアリスに、B-52や売春宿を登場させて見た!・・のだそうだ。 色々な人のレビューを試しに見てみたけれども意見はホントに真っ二つだった。貶す意見は思いっきり糞味噌に言ってるし、今年最低の映画とまで言い切っている。特にオタク的な所や、編集的な不満が多い。監督の世界観が生理的に受付ないんだろうと思う。 逆に絶賛する人は、映画の無国籍感やアナーキズムを絶賛している。逆に監督のセンスに参っているって感じがする。ザックリ言うとね・・・ そして僕はどちらかというと後者のほうなんだろうなぁ・・・と思う次第であります。 アンチ曰く商業的成功を収めて巨大製作費を手にしたオタク監督のやりたい放題なのだそうだけど、映画自体は結構深い終わり方をするし、暗い鬱作品であるとは言っておこう。 あらすじ: 幻想的な世界に閉じ込められたベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、バーチャル兵器を使いこなす4人の女戦士を集め、自由を求めて戦うことに。想像の世界の中でワイズマン(スコット・グレン)の手助けを受けた彼女たちは成功すれば自由を手に入れることができるが、そのためにはある犠牲を強いられる運命にあった。 ちなみに吹き替え版では声優ユニットのスフィアがヒロインたちの声当てしてますのん♪ 日本の編集まで監督の趣味に乗っかるのか!?w ほなな~♪ |
04.30.13:10
ところで、当然ながら、表題にもある様に「鉄腕アトム」くらいの不朽の名作になりますと、沢山あるんですねぇ。そして、わざわざ中国製じゃなくても、純粋に国産のアニメにも存在しました。バッタもバッタ、王道を行く公式のバッタもんです。何せ手塚治虫自ら作った作品ですからこんな堂々としたバッタもんはありません。そして、その名もジェッターマルス。 前置きが長くなってしまいましたけど、実は当時、アトムのリメイクが進められていよいよ作りたいと企画の段階まで行ったらしいのですが、明治製菓がアトムの権利の一部を所有していてゴネまくり何度もお流れになってしまったそうです。そこで、苦肉の策で作り出した限りなくアトムに近い新キャラがマルスと言うわけ。 ところが、制作時には虫プロはありませんから、東映動画がその制作を手掛けることになり、対象年齢がその東映側の要望で本家アトムよりはずっと低いものとなりまして、手塚自身は初期企画、シリーズ初期のシノプシス、マルスのデザイン案に関わる程度に留まりました。しかしながら、アトムのスタッフもそれなりに参加はしているので、手塚色を苦心しながらも出していたようです。 この作品に対するイメージはいわゆる「手塚ファン」と一括りされる人達の間でも様々で、ある人は手塚治虫自らの手によるアトムのエピゴーネン所謂、パクリと揶揄するものや、またある人はアトムのバリエーションの一つとして捉えていたりと、未だにその評価は定まっておらず、まともな作品評論すら無いのが実情です。ちなみに僕は揶揄してるつもりまありませんよ。誤解無きように!! さてさて、いまでも隠れたファンが存在するこのジェッターマルスと言う作品。非公式ながらファンページも多数存在し、その為のコミュニティなんかもあるようです。また、設定上はマルスの誕生は2015年ですから、その時ははイベントも企画されている模様。永らく見つからなかった原版も発見され、DVD-BOXが発売されるに至っています。 あらすじ: 時は2015年。科学省にて1体の少年ロボット・マルスが誕生した。マルスを作った科学省長官の山之上博士は、どうしても最高の電子頭脳が自分では開発できず、自分とは意見を異にするライバルの川下博士に結局開発を依頼する。そんな中、科学省に嵐が近づき危機が迫る。擦った揉んだの末に電子頭脳は完成し、それを設置・起動したばかりのマルスは勇敢にも、博士の娘の美理(実はロボットだった)と協力してこのピンチを救ったのだった。こうしてマルスの活躍が始まった。 ほなな~♪ |