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◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
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04.29.21:37

シャフトはいまや京アニ以上ではないのか・・・!?

e703.jpg京都アニメーションが一つの制作スタジオとしてブランド化した件に付いては過去のレビューについても述べてますが、京アニは決して新参のスタジオではなく結構老舗と言うか古い会社なんですよ。虫プロの下請けをやってたほど昔からあります。

さてさて、その台頭著しい京アニの向こうをはって最近ヒット作を生み続けているスタジオがあります。そうです。表題にも触れますようにシャフトさんです。今日はそのシャフトと言う制作集団について触れてみたいと思いまするん♪

実はこのシャフトと言う集団、会社としての歴史はやはり古くて、ここも虫プロの流れを組む会社なのです。初代の社長さんは元虫プロの社員で、当時は新入社員だった富野喜幸に仕事を教えていたそう。。。

そしてそのシャフトが制作集団として本格的に動き出したのやっぱり「月詠-MOON PHASE-」からだと思うんですね。はっきり言うと新房昭之と組み始めてからだと思うわけです。それまではどらえもんの下請けなどが多くてあんまりパッとしたところはありませんでした。作風としては、実験の様な物やスタッフの遊びにしか見えないものが多く、中には素人が手掛けたとしか思えないほどの手抜きもありました。

そのため黒歴史率が高く、シャフト製作というと死亡フラグとなった時代もあったくらいです。社長が交代したのが良かったンだろうか。。。

シャフトが手掛ける作品は結構幅があって、SFから時代劇、シリアスなものからギャグ漫画まで実に多彩です。でもヒットしているのは新房監督が手掛けるものばかりと言う色が見えて来ますよ。

最近のシャフトが手掛けたヒット作・・・ぱにぱにだっしゅ、ネギま、ひだまりスケッチ、さよなら絶望先生、まりあほりっく、夏のあらし、ダンスウイズバンパイアバンド、荒川アンダーザブリッジ、それでも町は廻っている、電波女と青春男

などがありますね。そしてそして、特に筆頭に挙げるべきなのは、「化物語」と「魔法少女まどか★マギカ」でしょう。これらは本当に説明の必要ないくらいにヒット作となりました。

また、ここはリテイク、すなわち手直し修正を徹底して行うことでも有名で、放送時とDVDはかなりの場面がはっきりと変わっている事が多く、リテイクが原因で発売日が遅れる事もしばしば。これは新房監督と組み始めてから目立って作画の乱れが増えた事が原因とも言われています。職人的こだわりが強いとも言えなくもありませんけど・・・。化物語のなで子の回は、DVDのそのほとんどがリテイクでした。

このあいだ、「まどか★マギカ」が最終回を迎えたので、現在シャフト作品で放映中なのが、まりあほりっく2と電波女・・・になるわけですが、これらの作品はどの程度にヒットするんでしょうか?

シャフトの名前がブランドの変わるのはそう遠くないかもしれません。

でも、その前に黒歴史を払拭する必要がありますけども・・・w

ほなな~♪

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04.28.11:38

機動戦艦ナデシコは隠れた名作になった感があるなぁ・・・

162a.jpgそんなに新しい作品でもないので、もうお忘れの方も多いかもしれない。平成生まれの人にはさっぱり分からないかもしれんね。エヴァンゲリオンと同時期(翌年?)の作品なので、すっかりEVEの陰に隠れてしまった感は否めません。しかしながら、TV放映当時は結構な人気があって、劇場版では一部の映画館では動員記録を打ち立てたくらいのブームだったのです。

この作品を作ったジーベックと作画監督の後藤圭二はいまではすっかり有名人だけれどれども、有名になったきっかけはこの作品だった。そして、本作は宇宙及び宇宙戦艦を主要な舞台としてリアルロボットが活躍するSFアニメでありながら、ラブコメディー要素も取り入れた作品でもありますのん♪・・・ってかラブコメです。キリッ!

やはり、このナデシコがヒットしたのは、かなり詳細な設定と科学考証に拘ったところだろう。一見して大変ライトタッチに見える本作であるが、重厚な要素も含んでおり、伏線も何重にも張り巡らされている為読み解くのは意外に難解である。良く比較対象にされたEVAに対する対抗意識からそうなったのだろう。

細部への偏執的とも言える拘りで、その最たるものは、劇中劇として度々登場する熱血巨大ロボットアニメ『ゲキ・ガンガー3』。専門のチームまで編成され、1970年代のロボットアニメの味を忠実に再現し、本作のテーマ性を横から強く支えるものとなっているところが面白い。

残念ながら、TV版のストーリーは、戦争の結末や古代火星文明についての謎が描かれることなく、途中で終了してしまっているので、その辺はEVE[に似てなくもない。ゲームや劇場版にて少しだけは後日談が開かされてはいるけれども、全く充分ではないため、世間では新作を期待する声が大きかった。(・・・が大人の理由でいまはその可能性はないらしい。)

そして、主人公のテンカワ・アキトを廻るラブコメハーレム色が強い為、ヒロインの数は多いのも人気の秘密の一つかも知れないなぁ。中でも異彩を放つののが電子の妖精ホシノ・ルリ。人気はメインヒロインで艦長のミスマル・ユリカを抑えてダントツだった。無口で大人っぽい少女の設定は綾波と随分イメージ被らないわけでもないかれども、一時はそのレイをも抑えて人気ヒロインのトップランキング常連だったんだよ。警視庁の広報に使われているくらいだからEVEが無ければコスプレの定番になっているかもね。

そんなこんなで名作でありながら、いまとなってはチョット隠れた存在になってしまったナデシコですが、興味を持たれた方はレンタルでも良いから一度ご見聞されることをオススメする。EVAとは違うけれどもEVEに負けないくらいの世界観と奥行きを感じる事が出来ると思う。

また、EVEとは全く違った方向性や設定においてもこれだけ楽しめるSFアニメ作品が同時期に存在していたのも、いま思い返して見ると、歴史の悪戯と言うか、何か感慨深いものを感じる次第である。

あらすじ:
22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。

ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。

ほなな~♪

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04.26.11:56

和製のスペースオペラと言えばぱっぱりコブラ・・・かな?

cobla.jpgサイエンスフィクションと似た小説のジャンルにスペーオペラと言うものがあります。これは、科学考証などに細かく囚われる事無くもっと自由な発想で物語を書いて行こう。。。と言った主旨の小説です。言って見ればSFとファンタジーの丁度中間にあたるジャンルとなるのかな。

スペースオペラの中では宇宙船が平気で光速以上の速さで飛び回ったり、色んな星に生物や居たり、魔法使いとかも登場します。略してスペオペなどと言われることも良くありますね。

世界的に有名なスペオペって一体何が浮かびます?

恐らく、スターウォーズのシリーズなんかが筆頭に上がられると思うんですけど、日本の作品でスペオペの代表と言えばやっぱりこの作品、寺沢武一のコブラになると思いますね。ってかおよそ他のタイトルが思い付きません。日本ではそれほど圧倒的にこれですよね。正式名称も「スペース・コブラ」って言うくらいですから。この作品自体、アメコミとスペオペをかなり意識した作風である事は直感的にご理解戴けると思います。

この漫画の原作はけっこう古くて、最初のアニメ化からかれこれ30年近くは経っちゃっているんじゃなかろうか?その「時には劇場版も公開されていた筈。。。最近もリバイバルでアニメになったのは記憶に新しいところです。

宇宙海賊コブラは左手がサイコガンになっていて、相棒のアーマーノイドレディと銀河を縦横無尽に活躍するこの作品。やはり最大の見所は、宿敵の海賊同盟ギルドとの対決ですね。特にクリスタルボーイとの因縁の関係が注目すべき部分だと思います。

クリスタルの殻で覆われたサイボーグのボーイはコブラのサイコガンが唯一通用しない相手。感情のエネルギーをビームに変えて、気配だけでも敵を打ち抜く事が出来る銀河最強の武器サイコガン。その弾道はコブラの意のままに曲がりも直進も自由自在。しかしレーザーであるが故にクリスタルボーイの透明の体には通用しない。すべて屈折して素通りしてしまう。そんな中でコブラが使った最後の方法とは・・・?

そして、因縁のギルドとの戦いも終盤へと至り、総帥を追い詰めるところまで戦いを進めたあとに待っていた皮肉な結末と総帥の正体とは・・・!?

スペースオペラなので、出て来る敵キャラはロボットや宇宙人だけでなく、果ては古代兵器や魔法使いまで・・と実に様々なのです。和製のアメコミとも言えるコブラワールド、未見の方はいまからでも遅くはありませんよ。

あらすじ:
貿易会社に勤め平凡な日々を過ごすジョンソンは、退屈しのぎにT.M.株式会社のアミューズメントを体験する。脳に信号を与えて夢を見させるトリップ・ムービーの中には左腕にサイコガンを持つ海賊コブラが登場、波乱万丈のストーリーは最後に主人公が海賊ギルドに追われてお尋ね者となり姿を消したところで終わった。満足して帰路についたジョンソンだが偶然の事故で夢の中に登場した海賊バイケンと出会い名前を口にしたため殺されかける。その瞬間、自分の左手が銃に化け、危機から逃れた彼は、自分が本物のコブラであり、血なまぐさい過去から逃れるため記憶を消し顔を整形して、世間にはコブラは死んだ事にし、数年前から別の人生を送っていた事を思い出していく。しかしサイコガンを見せたことでギルドには顔が割れてしまった。本能を呼び覚ました男は相棒の女性型アーマロイド「レディ」と危険に満ちた人生に逆戻りするため宇宙へ飛び出していく。

ほなな~♪

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