09.14.21:03
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03.08.11:48
知っている人は知っている往年の名作ですが、映画作りの王道がここにはありますね。起承転結。これは皆さん誰でも聞いたことある言葉でしょうけれど、この映画にはこれが見事に表現されています。 日常から非日常へ場面展開、裏切り、謀略、ハプニング・・と見ていて全く飽きさせないデコイのてんこ盛り。 そして、一気に観客をラストまで引っぱったかと思うと、ラストのどんでん返し! これだけ鮮やかなエンディングはやはり近代映画史上、何本の指に入ると言っていいでしょう。 ・・・ってかね。正直言うと、これ以降、スティングをマネした脚本が何本も書かれているから、今更ながら見るとあまり新鮮じゃ無いかもしれん・・・と言うのは若干ある。 それどもされども・・・全く知らない君が、頭をからっぽにしてただ見れば、それで面白いと思うよ。 この映画はこの年のアカデミー作品賞と脚本賞のW受賞だったとさ・・・めでたしめでたし。 ・・っつうか7部門受賞してるし。 ほなな~♪ PR
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03.07.02:36
しかし、本原作はやっぱり日本のアニメ文化を基いたエポックメイキングな作品であり、その実績は忘れてはならない。ヤマトがなければ、いまのゲーム・アニメの隆盛はない。 であるからして、若干とは言えど、同タイトルに思い入れのある方々は年配の諸兄に結構居る筈だ。当然、実写化となれば、自分のイメージとのギャップに向き合わなければならない。それなりの許容範囲みたいな物もあるだろう。その際にキムタクの古代を良しとするか、あるいはナースじゃない森雪をどう捉えるかと言う部分に収斂されると思う。 大幅更改したストーリーや設定に違和感を覚える人も多いかも知れない。 これはこれで全く別の作品と割り切る方がコアなファンにとっては楽かもしれない。 今回メガフォンを取ったのは、、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴。彼は年代的は完全にガンダム・ヤマト世代だから、当然それなりの思い入れが作品にあると思う。また、それなりに怖さもあったと思う。 全体的な評判を見渡して見ると、あんまり真ん中の意見は存在せず、良いか悪いかの真っ二つに分かれている様ではあるが、これは意外に成功ではないかな・・・と内心評価している。 これだけの作品であるから叩かれるのは予定調和だし、思い入れのあるファンも多く、公開前は絶対にバッシングの嵐になると思っていた。ところが、蓋を開けて見ると、少なくとも公開一週目は堂々とTOPに居たし、配収も30億を超えたみたい。そんな公然と叩かれている様でもなかったしね。 僕自身も映画館に足を運んで見に行ったけど、鑑賞には耐える内容であったよ。 あまり退屈はしない作品だった。そして、予備知識や思い入れが無ければ純粋に楽しめたと思う。 やっぱりキムタクはカッコいいし、メイサはかわいく、柳場の真田役は適任だった。 はっきり言えば、思っていたより酷い作品では無かったかな。・・・・って感じ。突っ込み何処は満載だけどね。 それから、公開直前に不幸にして、原作者の西崎氏が事故死しちゃったんで、映画の冒頭か最後に追悼文くらい出るかと思ったけど全く無視だったね。DVDには出るんかいな? 生前けっこう嫌われ者だったらしいけど、そこまで酷かったってこと?。。。 それとやっぱりセットの組み方に予算の無さが伺えたね。 200年後の宇宙戦艦の通信操作パネルがムキだしのDELLのキーボードはねぇだろ!!wwwww もっと判り憎くしろってーーーーーーの!! そして、あの終わり方じゃ続編作る気、鼻っからねーだろww あらすじ: 2194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開始し、人類の大半が死亡してしまう。5年後、地球が放射能で汚染される中、かつてエースパイロットとして活躍していた古代進(木村拓哉)は、はるか彼方のイスカンダル星に放射能除去装置がある事実を知り、宇宙戦艦ヤマトで仲間と共にイスカンダル星へ向かう。 ほなな~♪ |
03.06.02:14
まぁ、ティムバートンが素直な映画作りをするとは鼻っから思いませんけどね。 今回のアリスはちょっと大人ですから、現実の世界でも問題を抱え、不思議の国でもいろいろと思い悩みます。原作通りの脳天気には描いておりません。 しかしながら、この映画は結構テーマ性があるようにも思えます。 バートンは相変わらずいつものヘンテコな世界を描くことに力を入れてるのは同じですがやはりその軸にあるのは、ちょっとだけ大人になったアリスの人間的な成長です。 また、いつものジョニーデップとの黄金コンビでこの作品で7作目なのだそうです。 最近のジョニーデップはパイレーツオブカリビアンのイメージが強いせいか、イケメン俳優として語られるイメージが強いですが、実はかなりの演技派であり、性格俳優。ティムバートンの映画を知る方には特にその思いが強いんではないかしらん。。。 僕の個人評としては、どうかな。。。そんなにすごい大作ではありませんでした。正直言って・・・! 世界観や逝っちゃった感は、もちろんバートンワールド全開なのだけれども、それは決して映画の本質ではないからね。 興行的に当たったのはアバターの後に、タイミング良く3Dブームの追い風に乗れたからであって、内容が好感されたのでは無いと思う。それにティムバートン独特の毒みたいのが全然無くって、優等生っぽい展開もつまらない部分でしたね。アバターが作った勢いに配給会社は感謝すべしです。 ただヘレナボナムカーターの赤の女王だけはワロエましたww ジョニーデップの味のある怪演も切れはヨカッタ。。。 DVDが出たらやっぱり3Dで!・・・とか言いません。 バートンの映画は基本的に色調が売りですから、2Dでそれは充分に楽しめますっ! あらすじ: 白ウサギと遭遇したことによって不思議の国へと迷い込んだアリス。そこは、美しくもグロテスクなファンタジーワールドで、トゥィードルダムとトゥィードルディーや、赤の女王とその妹で慈悲深い白い女王たちに出会う。 ほなな~♪ |