忍者ブログ 世界初の先物取引

◇ひねくれおやじのサブカル談議◆

管理人は基本的に映画が好きです。辛口のコメントも含めて、アニメや映画について語ってみました。。。
04 2024/05 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 31 06

05.19.12:02

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • ポチっと続きへ→人気ブログランキングへ

05.03.17:28

GANTZの最終章は賛否両論になるかも・・・・なのデス。ネタバレあり。

imagejhg.jpgあんなに映画館が混んでいたのは久しぶりだなぁ。。。完全に満席でした。隅っこや最前列までびっしりと!いつも行く映画館は規模の割にはガラガラでゆったり見れるからそこが良いんだけども、今回はそうも行かないと思って何時間も前に席の予約入れておいて正解だったわ。

・・・と言うわけで、しっかりがっつり見て来ました、最終章。GANTZのね。まぁ、いきなり感想から言うと、この手の自己犠牲的な作品が最近つとに多いなぁ、と感じるわけ。

理不尽に人が死んでいく展開はまどか・マギカと被らないでもないけど、コンセプトまで同じ匂いがしました。最終章の映画の展開は漫画版とは全然違うってことなんだけど、原作者の奥先生は全くノータッチなのだそうです。これは本人から返事を戴いたからマチガイナイ。

先頃公開が終わった第一章の方は、主人公の玄野のキャラがどこか嫌味で自己中な感じで描かれていて、どちらかと言うとその友人の加藤がヒーローキャラとして描かれていた。これは原作通りではあるけれども、最終章に向けての布石だったようですね。

今回のガンツでは玄野はまさしくヒーロー然としている。前作の嫌味キャラも無くなっているし人間的に成長したって言う設定なのでしょう、物語の重心をもっと別の視点へシフトさせていた。人間の生き方について・・・みたいなね。

それと最終章では公開ネームがPERFECT ANSWERって題名になっているから、前回から張られていた複線が全部明るみになって、秘密が全部分かる。・・・とかって理解している人も多いようだね。これ、全然違うんで勘違いしないように。他の人の感想なんかを読んでいると、星人の正体が不明のまま、とか複線がそのままで終わって消化不良、題名に偽り有り!とか書いてあったけれども、それ違うからww

ではでは、これは一体どういう暗示?PERFECT ANSWERってどういう意味?

・・・ってなると思うんだけども、これは玄野の思いであり、願いだったわけ。

つまり、こうすれば、今までの不幸の連鎖が断ち切れる!

・・・と思って考え出したある作戦があって、その事を最終解決策っていってる訳ですのん♪

これは、まどか・マギカの最終回で、まどかが魔法少女に変わる代償として世界の変革を願ったのと何か似てるね。自分を人柱としてあらゆる不幸の消滅を願ったわけだけれども、それが実際にそうなったかどうかは、やっぱり・・・??っていうのが映画のラストで語られる。

これ以上言うとネタバレになるから、もう控えるけど、玄野が取った最終手段って一体何だったんでしょうね。

それは、最後まで見れば完璧に分かります。
まさにPERFECT ANSWER。w

あと、映像面で語るとするならば、地下鉄のバトルシーンかな。ハリウッドに比べて低予算の邦画にしては頑張っていたかもしれない。あくまでも邦画の水準としてはいい方だったと思う。ちなみに同じ日にエンジェルウォーズって言う洋画も見たけど、これと比べるといけないと思った。だってあまりにもレベルが違い過ぎるんだものww

さてさて、これで一応映画版GANTZは終了したけれども、あなたならあのラストをどう受け止めますか?

・・・ってそんな大層なモンでもないかwww

あらすじ:
死を迎えるその瞬間、黒い謎の球体“GANTZ”に呼ばれた男女たち。幼なじみの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)もまたGANTZに召集され、“星人”という異形の者との戦いを強いられていた。玄野は戦いの中で生き抜くことを選び、加藤は暴力と戦いを否定する。そして、終わりのない戦いの過程で、2人はある選択を迫られる。

日本テレビはこの作品で、デスノートに続く2匹目のドジョウを狙っているようデス・・・
でもソレ、チョット違う気がするのネン。。。

ほなな~♪

拍手[0回]

PR

05.01.15:46

超ウルトラB級作品「エンジェル・ウォーズ」は最高の悪ノリ作品ww

imagesCA9VDFO2.jpgこの作品はかなり癖の強い作品である。予告編だけを見ると体のイイ女性ヒーローアクション物に見えなくもないので、その印象のままで映画を見ると相当驚くかズッコケルであろうことは請け合い。とにかく好き嫌いがはっきり出るタイプの映画であるので、実際ご覧になって納得行くかどうかは保証の限りではない。

この作品を監督したザックスナイダーは以前の作品としてはガフールの伝説やスリーハンドレットを手掛けていて映像表現には定評がある人物。であるからこのカルト作品も何と言っても売りは映像。2Dで見てもそんんじょそこらの3D映画よりは断然迫力がある。和製のインチキ3D映画は太刀打ち出来んねw

そんで、この映画を見て思ったんだが、この映画は日本のポップカルチャーやカウンターカルチャーからの影響が随所に見られるね。作中に於けるイメージシーンで壮絶なバトルシーンが展開されるわけだがそこはもう、無国籍でファンンタジーでアナーキーが支配する世界。わからんけれども監督のイマジネーションと妄想の世界を極限まで映像化したじぇい・・・どうだ。って感じだね。

とにかくその映像世界で笑えるのが、日本テイストが溢れ出している所。それは和と言うことではなく、どちらかと言うとオタク丸出し、秋葉原丸出しの世界である。どっか中国風の寺院が出てきたと思えば、そこでいいきなりバトルスーツと戦ってたりのぶっとび展開や、どっかのバトルゲームやネトゲで見たようなシーンが幾つも登場する。そもそもヒロインのかっこうがヘソ出しのセーラー服コスで、あきばすぐるだろwww

また、明にドイツ戦線を意識したような世界や土星の衛星タイタンと思しき世界で、日本のアニメに良くありがちなシチュがあり、メカが暴れ回る。オリジナル溢れる世界観と言うよりも、外国人のアニメオタが自分の好きな様にあらゆる作品をくっつけてガジェットを作り上げてしまった様にしか見えませんwwキリ!

監督曰く、マシンガンを持った不思議な国のアリスに、B-52や売春宿を登場させて見た!・・のだそうだ。

色々な人のレビューを試しに見てみたけれども意見はホントに真っ二つだった。貶す意見は思いっきり糞味噌に言ってるし、今年最低の映画とまで言い切っている。特にオタク的な所や、編集的な不満が多い。監督の世界観が生理的に受付ないんだろうと思う。

逆に絶賛する人は、映画の無国籍感やアナーキズムを絶賛している。逆に監督のセンスに参っているって感じがする。ザックリ言うとね・・・

そして僕はどちらかというと後者のほうなんだろうなぁ・・・と思う次第であります。

アンチ曰く商業的成功を収めて巨大製作費を手にしたオタク監督のやりたい放題なのだそうだけど、映画自体は結構深い終わり方をするし、暗い鬱作品であるとは言っておこう。

あらすじ:
幻想的な世界に閉じ込められたベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、バーチャル兵器を使いこなす4人の女戦士を集め、自由を求めて戦うことに。想像の世界の中でワイズマン(スコット・グレン)の手助けを受けた彼女たちは成功すれば自由を手に入れることができるが、そのためにはある犠牲を強いられる運命にあった。

ちなみに吹き替え版では声優ユニットのスフィアがヒロインたちの声当てしてますのん♪
日本の編集まで監督の趣味に乗っかるのか!?w

ほなな~♪

拍手[0回]

04.25.23:07

ザ・ライト -エクソシストの真実-を見てみた・・・

71540631.jpgこの映画は一見悪魔祓いのホラー映画の様ですね。エクソシストやオーメンの様な内容を想像するかもしれません。でも実は単純にホラー映画と言う訳ではないんです。どちらかと言うとヒューマンストーリー。信仰を見失った若き神学生が悪魔の脅威を目の当たりにし、悪魔ばらいを行う司祭エクソシストになるまでを描く成長ドラマが主軸であってホラーはその為の道具に過ぎないって感じでしたね。

というわけで、首が回ったり、血しぶきが飛び交うようないわゆるホラーな展開を期待をしてもあまり意味がありません。まぁ、それに近いシーンは便宜上入れてはあるんですけどね。w

この映画で一番注目すべき所はやはり異端の神父として登場するアンソニーホプキンスの名演というか怪演です。異端の神父。いわゆる正義側を演じてる訳ですが、ホプキンス自身はどちらかと言うと悪役が多い俳優さんですよね。特にハンニバルの印象が強いです。それが神父をを演じるわけですから、もちろんそんじょそこれに居る様な人物である筈がありません。

この映画は娯楽映画の体裁を採っているものの、極めてシリアス。バチカンで実際に行われているという、エクソシスト養成講座を取材したジャーナリストの手記をベースに作られています。ですから当然ホプキンス演じるルーカス神父も実在の人物。

ルーカスはバチカンには姿を見せず、場末の荒果てた廃墟の様な教会に居を構え、求めに応じ医療や悪魔祓いを行っている。そう、彼は医師でもあるのです。主人公のマイケルとも信仰について議論はするが、信仰心を持つ様に説得したりはしない。そして自身も何を信じていいのか時々わからなくなり葛藤する。けど、何を信じていいのかわからなくなっても、彼は悪魔ばらいをやり通す。

そんなルーカスが、最後には自身が悪魔に取り付かれて人格が豹変します。そしてその時のホプキンスの演技はやはりハンニバル並に迫力満点で狂気を感じるほどの熱演が展開。異常と正常をいきつもどりつ・・・どころか同時進行で表現する迫力に身悶え。とても73歳とは思えないエネルギッシュな怪演が堪能出来ます。

主人公のコヴァックは徹底した唯物論者で、悪魔祓いに対してはどこまでも懐疑的で、物理的な心霊現象を目の前のしてもまだ疑り続けます。ですが、最後、実の父親の死と悪魔との繋がりを見てしまい、ルーカス神父が悪魔が目の前で悪魔に変わるのを見るに至って、ついには確信ある信仰心に目覚め悪魔を追い払うことに成功します。

そこまでの駆け引きとホプキンス演じるルーカス神父の遣り取りがある後半30分はこの映画の山場でもあり、一番キモになる部分だと思いますね。そこでのホプキンスの存在感は半端ではありませんよ。

もうすぐ公開も終わりますので、ご興味がある方はブルーレイ発売までしばし待たれよ!・・・と言ったところでしょうか?

この映画におけるライトはLから始まる光の意味のライトではなくRから始まる信仰の意味を表すライトだそうです。

あらすじ:
アメリカ人神学生マイケル(コリン・オドナヒュー)は、恩師の勧めでバチカンのエクソシスト養成講座を受け始める。やがて彼は、異端だが一流のエクソシストと称されるルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の悪魔ばらいを手伝うことに。ある少女の儀式に立ち会うも悪魔の存在を疑うマイケルだったが、そんな思いを完全に打ち砕くような出来事の数々に遭遇する。

ほなな~♪

拍手[0回]